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文化の日は北鎌倉で歴史に浸る 鎌倉五山第一位建長寺参拝 19.11.03 11:31

円覚寺の参拝を終えて、建長寺へと向かおうと思う。
建長寺でも文化の日前後は宝物風入れを行っている。しかも、建長寺祭りというイベントまでも。
ただ、北鎌倉の駅前の円覚寺から、八幡宮への中間地点の建長寺へは距離にして1Kmほど。いつも歩くかどうするか迷うところなのだが、北鎌倉の駅前のバス停で次のバスを調べたら10分程度でやってくるらしい。バスが来るはずの北鎌倉駅前の横浜鎌倉線は空いている。これなら時間通りに運行しているはずでちょうどよいということでバスを待つことにした。
しかし、バスは待てど暮らせどやってこない(ちょっと大げさか)。大船発のバスなので大きく遅れることもないはずなのに・・・結局30分くらい待たされる羽目に。
1時間に2,3本しか走らないバスが30分遅れって・・・それは観光の足として成り立っていないだろう。これが鎌倉というものか。江ノ電の大混雑にしろ、休日の鎌倉観光は移動の予定が成り立たない。たかが円覚寺から建長寺にバスで移動をしようと思っただけでこの有様。これなら最初から歩いていればとっくに着いた。疲れるのが嫌ならタクシーにするのだった。地元の人もバスなんて乗り物に期待していないのか、バスはガラガラで座れたから少しはマシだが。


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というわけで、北鎌倉の駅からバスに揺られて建長寺へ。
建長寺は鎌倉五山第一位の社格で臨済宗建長寺派の大本山。
創建は鎌倉幕府語代執権北条時頼。大河ドラマ北条時宗のときにはまだ台本の文字がまだはっきり見えていたであろう渡辺謙が演じていたなぁ。

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総門、山門、仏殿、法堂、方丈が一直線に並ぶ伽藍は権威の象徴といった感がある。
円覚寺が持つ緩やかな感じではなく角張った感じがするのは気のせいか?
宝物風入れは大庫裏で行われていてそれに合わせるイベントで、先着で山門の上にも上がれるのだが順番待ちのチケットはとっくに売り切れ。何年か前に山門の上に上がったのは朝イチ、一目散に建長寺に来たからなし得た行為だったか?

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仏殿の前では建長寺祭りということで屋台などが出て若干程度の盛り上がりを見せている。
この屋台で食べたけんちんうどんの旨さと言ったらたまげたな。さすが本場としか言いようがない。煮込んだ野菜に歯ごたえがあって、なのにきちんと味がしみていてめちゃくちゃ美味しかった。なんでも柔らかく煮ればいいというものではないのか。

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やはり何年か前の宝物風入れのときには、庫裏でけんちん汁のおもてなしがあった気がした(当然有料だったが)あのときどれほど感動したかは覚えていないが今日の感動は忘れがたき。けんちん汁ってこんなに美味いものなのかと改めて知らされた。
こじんまりとした屋台の他にもいろいろなワークショップも行われている。だが、内容はオヤジが興味を持つようなものではなかったことは確かだった。

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そして案の定、建長寺の宝物を見てもよくわからない。よくわからないけれども、歴史の凄さだけはなんとなく感じ取った。また、書状や掛け軸などは歴史の証人なのだろうなぁと思うだけでワクワクする。まぁ、素人にはそんな程度だろうな。猫に小判よりは若干マシ程度の宝物見物です。

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お宝を見た後、庭園を見て寺の奥へと分け入ってみた。
建長寺の一番奥は半僧坊でその奥は鎌倉ハイキングコースとなるのだが、ハイキングコースは先日の台風で通行止めとなってしまっていた。
瑞泉寺や 獅子舞を経て鎌倉宮みたいなコースが紅葉の秋の楽しみでもあるのだが、今年はだめだろうなぁ。

修復ができたらここの所ご無沙汰な鎌倉天園ハイキングにでも行ってみようかな。健脚コースだから足腰鍛え直しておかないと行けないけれど。(ムリかな?)



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