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【六月六日】雨がザーザー降る前に、日本のコロナ禍はここから始まったのか?大黒ふ頭へ 20.06.06 05:30


六月六日。午後から雨がザーザー降る予報。
午前中のうちに色々と話題だった大黒ふ頭に出かけてみた。


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先日、横浜港シンボルタワーから眺めた大黒ふ頭だが、やっぱりこの目で確かめないといけない気がして。
日本のコロナはここに停泊させられたダイヤモンド・プリンセスから始まったと行っても過言ではないだろう。


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次々と得体のしれない感染症にやられて運び出される重症患者。
クルージングなんて楽しんでいやがってという小金持ちに対する日本中からの冷たい目線。
助けたくても手を差し伸べるすべもない、なんともやるせない思い。
ドラマや小説でしか見たことのない、未知の感染病なんていうものへの恐怖感。


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やがてそれはクルーズ船にとどまらず日本中、世界中に蔓延することになるとは。
少なくともここ大黒ふ頭でダイヤモンド・プリンセスが苦しんでいたときには思いもしなかったこと。
恐怖の度合いさえよくわからなかった。


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大黒ふ頭からの横浜の眺めが好きだ。
大黒ふ頭が旅客ターミナルになる前から、ベイブリッジ下のこの場所はお気に入りの場所だった。
大黒ふ頭なんていう交通の便の悪い埠頭だから、この眺めが独り占め出来ていたことも良かった。
花火大会のときですら、空いていたから。


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先見性のないベイブリッジの建設で橋をくぐれない客船が増加したため、大黒ふ頭が客船のターミナルになり、大さん橋一極集中だった横浜の旅客ビジネスが国際港湾都市並みになってきて、クイーンエリザベスが立ち寄り、横浜の街が大いに湧いたのは去年の話。

それが1年そこそこでどん底へと急降下。


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やっと外出自粛も解除されたのであの悲劇を忘れないのつもりで訪れてみたが、大黒ふ頭には釣りを楽しむ人でいっぱいだ。(これには理由があるのだが、それは次回にふれたいと思う)
こんなところに近づきたくないみたいな意識が蔓延したら嫌だなぁと思っていたが、とんだ思いすごし。思いの外のんきな大黒ふ頭に安心するやらほっこりするやら、心配になるやら。


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でも、ここが日本のコロナとの戦いの最初の場所だったことは忘れてはいけないだろうな。
第二波、第三波が予測されている。慌てず迷わずデマに惑わされず、自分の信じた対策を打てるように。
百合子も晋三も何もしてくれやしない。自分の命を真剣に守るのは、結局自分だけだから。





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