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【長野県伊那市】只今、伊那に滞在中 高遠の藩校進徳館 23.08.05_08:30

 伊那での付き合いを終えてホテルに一泊。帰る途中に高遠観光。

 高遠城内の進徳館は高遠藩の藩校。

 町屋にではなく城内に藩校があることは珍しいらしい。

 高遠は3万石程度の小さな田舎の藩だけれど教育には熱心だったのね・・・

 と思ったら、藩校が出来たのは1860年だとか。

 高遠藩も最後の藩主。明治の足音が聞こえる8年前のこと。

 なぜそんな頃に・・・の藩の状態はわからない。

 周りの状況、藩士の突き上げ。もろもろのプレッシャーの結果だろうけど。

 まさか徳川幕府が終焉するなんて思っていなかったのかもしれない。

 何しろ田舎のことだから。

 城内に藩校を造ったといっても、戦国時代から続く山城。

 ここまで毎日通うのもただ事じゃなかったはず。

 それでも、開校していた数年の間に500人を超える生徒を輩出したそう。

 廃藩置県後、筑摩県の教師の殆どはこの藩校の出身者だったそうだ。

 そういう経緯からか、教師はだから偉そうだったんだね。

 教師の偉そう問題は昭和が終わるまで続くわけだ。

 教育は大切。もう少し早く藩校教育を始めていたら、明治政府でも大きな顔をできたかもしれないのに。




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