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鎌倉あじさい散歩 北鎌倉の紫陽花本舗 明月院 19.06.13 13:51

鎌倉で紫陽花といえば明月院。
押しも押されぬ北鎌倉の梅雨の季節の観光の横綱。

臨済宗建長寺派の明月院はあじさい寺として有名。
境内には北条時宗の父、執権北条時頼の墓もあるのだが知る人は少ない。

明月院も毎年訪れない訳にはいかない鎌倉紫陽花観光のメインイベンター。例年は朝一で訪れているものを今年は長谷から回って北鎌倉を午後にしてみた。
開門前から行列ができるのをちょっと疑問に思い、開門と同時だから境内は大混雑なのであって、タイミングをずらすと、もしかするとそうでもないのでは・・・という賭け。

結果、確かに開門と同時の場合に比べて人は少なめで、明月院ブルーを歌う紫陽花もゆっくり目で見られはしたけれども、やっぱり混んでることには変わらない。梅雨のこの時期の明月院の紫陽花は万人が見たいのだ。それはそれで致し方ない。

紫陽花の見事さは言うに及ばずだが、実は丸窓の向こう、裏庭の菖蒲も見頃。
裏にはには特別料金が取られるけれども、落ち着いた空間で武士の都鎌倉で見る菖蒲は勝負に通じる。その割に、レースのスカートひらりな雰囲気はどこか育ちのいい現代のお嬢様風の雰囲気。

昭和のオヤジはお嬢様にはめっぽう弱い。谷戸の奥の純粋培養、箱入り娘よろしく育てられている菖蒲の可憐さといったら、たまりませんこと。

鬱陶しい梅雨のラッキーな晴れ間。ちょっと上がり過ぎな気温の中で愛でる紫陽花と菖蒲。
鎌倉が割と近くてよかったとつくづく思う。

これを見ないのはもったいない。
日本人である喜びを噛み締めないと。


明月院はここ


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