美の巨人たちにほだされて鎌倉五山散策 鎌倉五山第一位建長寺参拝 20.11.01 11:50
東慶寺から北鎌倉の駅まで戻り路線バスに乗って建長寺へ。
バスに乗ってしまえばものの5分の距離だけれど、歩くとけっこう大変なんだよね。
美の巨人たちでどんな放送をしていたかは知らないのだが、ここが鎌倉五山第一の建長寺。
第二位の円覚寺に比べ格式張ったところが鼻につくけど、市井の小市民の鼻についたとしても痛くも痒くもないだろうが。
建長寺も円覚寺同様宝物風入れが行われるはずだったのだが、コロナ禍で中止。
毎年小さい屋台なども出てけんちん汁等が食べられたりしていたのだが、それごと中止。
いつもどおりの建長寺がそこにあるだけだった。
しかしなぁ、拝観料500円もするんだよなぁ。
円覚寺で300円だというのに。
それも、五山一位の権威なのだろうか?だからなのか、どうしても無意識に足が遠のく。
宝物風入れは中止だが、恒例の山門へ上がることが出来たらしい。
朝イチにでも行かないと権利を手に入れることは難しく、自分も一度上がったきりだ。
宝物は干されていないけれども、建長寺も方丈と庭園の公開はしてくれていた。
こちらは無料。
去年かな?庭園の池にカワセミを見た。
開発が減っているのか、環境問題に敏感になっているのか?
経済優先の環境破壊から自然が戻りつつあることは嬉しかったなぁ。
今日はというか、今日もというか、境内奥の半蔵門の階段の下で折り返し。
臨済宗とは宗派が違うので境内参拝というよりは、いい森林浴になりました。
建長寺のコピーが、「無限の清風そよぐ寺」となっているのだが、確かにそんな気もしてくる。
禅寺なんだよね。建長寺にしろ円覚寺にしろ、ここで修行をしている僧侶がたくさんいる。
飽食の現代にあっての修行は不思議としか言いようがない。連綿と続く歴史の一瞬。
宝飾の宝物風入れの日に思う。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?