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富士山信仰 吉田の火祭りは中止になってしまったけれども・・・ 吉田うどんの朝食 20.08.26 08:00


富士山を見て美しいなと思ったら思わず手を合わせている。
日本人なら当たり前の行為か。

神奈川県の茅ヶ崎市で育って横浜に暮らす自分にとっては富士山は割と身近な存在。
見通しのいい晴れた日に富士山が彼方に見えるとなんだかいいことが起こりそうな、そんな小さな幸せを与えてくれる存在。

今日、富士山の山梨側の麓、富士吉田市では富士山の夏の登山を締めくくる吉田の火祭りが行われるはずだった。
曜日が合えば欠かさず訪れている勇壮かつ荘厳な火まつりなのだが、今年はコロナ禍のために中止らしい。
富士山の夏の登山も中止になっているので、コロナ禍の上、富士山の夏の喧騒を鎮めるという建前上中止でも仕方がないのかもしれないが。

中止は仕方がないこととして、本当なら行われるはずの祭りの中止の街の雰囲気を見に行こうとやってきてしまった。何しろ火まつりだけが街の存在意義のような街なので・・・。
は物好きすぎか?遠くに出かけるわけにも行かないので、車で日帰りできる距離感ってところが良いのだけれど。


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というわけで高速飛ばしてやってきた富士吉田。
富士吉田といえば吉田のうどんが有名で、早朝営業の吉田のうどん店といえば栄屋なのです。
本格吉田の朝うどんが食べられるのはここだけなのですよ。

開店同時にお店に到着。

狭いこの字型の独特なカウンターのみの店内は毎年のことでもう慣れっこだ。

席に座って、選択の余地のないメニューから肉玉力うどんを注文。
ワンコインってところが嬉しい。

朝の富士吉田は結構涼しい。
店のおばちゃんが言うには今日は特別だそうだ。
神様の富士山への心遣いか?それとも俺へか?


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しばらくして登場した吉田のうどんはこちら。
笑うほどコシの強い吉田のうどんだ!


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辛子と天かすはセルフは吉田のうどんの定常サービス。


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吉田のうどん、最近はだいぶ腰が弱くなってきている気がする。
以前はひどかったからなぁ。
コシが強いというよりも茹でが足りないというか、こねが足りないというか。
アルデンテのうどんは正直美味しくなかった。


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今はだいぶ大衆迎合というか、寄せてきているというか、普通に驚くほどコシの強いうどんと言っていい程度になっている気がする。


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朝から力をいただきましたわ。
さて、今日一日、うろつきますよ、富士吉田を。



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