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世田谷美術館 展示のない美術館 それをやっちゃおしめーよ(笑) 20.08.12 10:00

コロナ禍でキュレーションが困難なのか?
世田谷美術館が「作品のない展示室」という展示を始めたというので見に来てみた。

世田谷美術館は、巨匠奈良原一高の個展(結局追悼展になってしまった)以来なのだが、巨匠の個展以来訪れたのが作品のない展示室ってどういうことだということに・・・巨匠、申し訳ない。


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しかし、作品のない展示室を見せて人を呼ぼうっていう発想がすごい。
窓からの砧公園の眺めは素晴らしいのだが、しかし、美術館がこれをやっちゃおしめーよって気がしてならない。


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身を食うタコ、毒を喰らわば皿までな生き方。
これが癖になると中毒化しそうな気がする。
何しろ、人件費だけで金がかかっていないのだから。
もっとも、今回は無料での公開だったけれども。


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ことの良し悪しは置いておいて、展示室からの砧公園の借景がいい。
いつも展示を見に来るときは、カーテンを下げてしまっているから気が付かなかった。
こういう事になっていたのか。


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落ち着いた室内。
作品優先のため変に華美でないところがいい。

これはこれで悪くないなぁ。
よく気がついたものだ。
っていうか、美術館の人はいつも見ていたのだろうな。


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でも、そう何度もできるものでもなかろう。
次がないと信じているから、今回が貴重なんだよな。


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展示室も良かったのだけれども、いつも見られる渡り廊下みたいなところの光と影が世田谷美術館は絶品だ。


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これだけでご飯が何杯も・・・は言いすぎかな?





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