賛否両論のオリンピックが始まる日 中華街の微妙な立場 21.07.23_06:00
コロナ禍での東京オリンピック開会式の朝。
中華街に足を運んでみた。
武漢ウィルスと揶揄されることもある新型コロナウィルス。
アメリカは新型コロナウィルスが中国起源であるという立場を曲げていない。
微妙な立場の中華街。
でも、横浜中華街を仕切っているのって台湾族だったりするのだけれど。
中華というと何かとあたりが強い昨今。
こじれまくりの日中関係。
絆が深まる日台関係。
純粋な友好関係なのか?敵の敵は味方な気分なのか?
靖国神社の前とかで時々デモをしている、チベットの人たちってそんな感じだ。
日本人が台湾に対していい印象しかないから、友好関係と言って良いのだろうけれども。
そんな新型コロナのイメージが悪いので、厳しい営業が続く中華街。
行政の考えは人流抑制がテーマだから、観光客が減っていては仕方がないのだろうけれども、それじゃ生活が成り立つまい。
架橋の人は三把刀と言われている。
一昔前は、料理人、理髪師、仕立て屋で世界で生きているのが架橋の人たちだった。
大量生産で仕立て屋も、国家試験で理髪師も架橋が入り込む余地はなくなっている。
最後の頼みの料理もお客が来なければそれまでだ。
オリンピックを前に緊急事態宣言が出されている。
日本人にワクチンが行き渡るにはまだまだかかりそうだ。
世界中にとなるともういつになるかわからない。
しかも、2回じゃ足りないみたいな話も出ている。変異種にはワクチンも効かないのではという話もある。
今までのような社会状況が戻ることはもうないのだろうか?
関帝廟に願っても、媽祖廟に願っても、今の状況が好転するとは思えない。
飲食店の人たちには、ガンバレ・・・としか言いようがない。
中赤料理って特性上、お一人様には不向きだからなぁ。
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