今年もやっぱり山梨の桜 恵林寺で桜と団子と男と樽蕎麦 一休庵 20.04.03 12:30
時間も時間。朝飯が早かったせいもありかなりの空腹。
広大な境内の恵林寺をウロウロした後は休憩がしたくなる。
一休庵っていかにも休んで行けと店名が言っている。
ここでの休憩はいつものことで、恵林寺といえば信玄の菩提寺らしく武者団子ということになるのだが、今日は特別腹が減っていたのでついでに蕎麦を頼むことにした。
山梨だよ、蕎麦はないだろう(笑)という気持ちと何でも良いからなにか食いたいという気持ちが交差する瞬間。
メニューを見るとざる蕎麦が桶に入って写っている。つまり桶蕎麦だ。
インスタ映え間違えなし(Noteだけれども)。これは食わずにいられるかということで、団子と蕎麦を注文。
団子120円☓2本、蕎麦は750円。蕎麦に比べて団子が高めな気がするな。団子だけ頼んでいたときには湧かなかった疑問だ。
このご時世だからなぁ、店内よりも店の外のオープンスペースに陣取って、今目の前に咲き誇る桜を見ながら食べることにした。
まずは団子。
小柄な団子だが、焼き上がり早々の団子はうまい。
疲労が溜まっているから甘い団子の方が良かった?でも日本人である以上、磯辺の誘惑には贖えない。しかし、みたらしは無敵だ(笑)
これだけの満開の桜の下で団子。
まさに花より・・・の状況なのだけれども、花より団子に気が行くかと言われると決してそんなこともない。花と団子は譲り合いなんだよな。
桜を愛でつつ団子を食らう。なんて幸せなことだろう。
しばらくすると蕎麦が出来上がってきた。
メニュー通りに樽入りだ。
樽入りの蕎麦のいいところは蕎麦が乾かないこと。長野の松本に近い蕎麦集落と呼ばれるところで皿そばというものを食べたことが有る。発想は同じだろう。ザルは蕎麦の水をきるけれども、その代りに蕎麦が乾く。手繰ったときにひっつかれるとそのまま団子だ。残念な気分になる。
蕎麦がザルだろうが、皿だろうが、樽だろうが別にして、味が、のどごしがかなりいいことに驚かされた。
山梨じゃ、うどんかほうとうっていうのが定番で蕎麦に期待はしていなかった。それが、蕎麦も結構行けるんじゃん。しかも観光の寺の境内の土産物屋兼食堂みたいなところで。
なんと、これは馬鹿にできないぞ。
いつも団子やソフトクリームは食べても蕎麦を食おうなんて気分になったのは初めてのこと。これは今までもったいないことをしていたのかも知れない。
いつも結構お店が混んでいるから、蕎麦まで食おうとは思わなかったんだよな。
新型コロナの影響で、普段と違う恵林寺参拝となったが、怪我の功名と言って良いのか、蕎麦の旨さに驚かされる羽目に。
これはこれでアリかな。
ただ、ここで蕎麦を食べてしまうと、甲府市内の美味いものを色々諦めないといけないのが辛いな。せっかく山梨まで来て。
たまには良いのだけれども・・・。
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