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大相撲7月両国場所観戦 相撲、伝統と格式の音がする 20.07.22

本来なら名古屋で行われるはずだった大相撲7月場所。
コロナ禍の移動制限で国技館で開催された。
密を避けるためにマス席にはお一人様。
観覧時間も短縮しての開催となっている。
それでも空いているというので、見物に来てみた。

緊張と伝統に裏打ちされた張り詰めた空気感には感銘を受けたが、静かな国技館内に響く音の魅力も見逃せなかった。


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本来なら4人席のマス席に密を避けるため一人定員にして興行をしているからなのか、国技館内に音がよく響く
その音が美しい


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拍子木の音呼び出しの声四股の音
塩を巻く音、ブンブンと弓が空気を裂く音
行司の掛け声
全てが神事なんだよな。


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目で見て、肌で感じて音に聞く。
伝統の中のエンターテインメント。


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これはテレビじゃわかるまい。
プロ野球もそうだけれども、無観客や少数の観客での試合で改めて音の面白さが見直されている。
ホントのライブの面白さは。野球場や国技館で五感に感じてこそ。
いや、これは何事にも言えること。テレビやビデオ、写真じゃ伝わらない事実。

様式や伝統の音っていう部分では、さすが国技と自称するだけのことはある(笑)


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なるほど、相撲とはこういうことなのか。
1番1番の取り組みだけじゃわからないことがいっぱいだ。
夜のスポーツニュースのダイジェストじゃ伝わらないんだよな。これは。


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