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TCCフォトマッチ観戦中と観戦後に 茅野駅の立ち食い蕎麦がめちゃ旨かった話し 19.09.22 13:23

信州は今更言うことでもないが蕎麦の国だ。
蕎麦が名産と言うと今は風光明媚な山岳地帯を思うのだけれども、正直米が取れれば蕎麦なんて作らないはず。蕎麦が名物ということは逆を返せば米が採れないということ。土地が痩せているためというのが一般的な見方でつまり農家の収入も必然的に低くなる。昔の暮らしの厳しさが伺える話だ。

すべてを石高で競った封建時代なら由々しき事態だけれども、経済が米を中心に回らない貨幣経済となっては蕎麦が特産や蕎麦が名産といったほうが地域が魅力的に映るのは気のせいだろうか?減反減反と米が虐げられた時代を見てきすぎた。

何度も言うが信州は蕎麦の国だ。戦国時代、江戸時代と信州の藩が地方に転籍になるたびに名物のそばがその地に伝来されていくほど。今、日本中にある蕎麦が名産を名乗る地域も信州由来だったりするところが結構あるのは事実。

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そんな信州諏訪の地、茅野駅にある立ち食い蕎麦の白樺は、立ち食い蕎麦フリークの中でも旨いと伝説の蕎麦屋。
特別な生ぞばと普通の立ち食い用の茹で蕎麦が選べるという不思議さ。

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若干値段は上がるけれども、そう言われると生ぞばが食べたいのが観光客の性。ちょっと余分に時間がかかるよというおばちゃんの声を物ともせずに、当然、生そばを頂くわけです。

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TCC観戦の合間の昼食と、観戦終わりの2食食べるという徹底ぶり。
せっかくの諏訪なのだからもっと良いものを食べればいいのにとも思うけれども、不思議と立ち食い蕎麦に吸い寄せられてしまうのはオヤジの性。まぁ、経済的にはそれはそれでありなのだけれども。

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蕎麦の種類も中々個性的で、鹿肉とか鴨肉とか野沢菜蕎麦とかきのこ蕎麦とか地元色も豊か。今日頼んだのは、昼に野沢菜、夕方にきのこ蕎麦というガラにもなく草食系男子。

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出汁も旨いし蕎麦もうまい。具が旨ければ文句のつけようもない。その上早くて安い。
東京や横浜の駅そばはNREの系列店ばかりになってしまっている。愛する大船軒すら風前の灯だ。自前の駅の敷地でそこそこの儲けになるとなればJRも系列で固めたくなるのはわからないでもないが、駅の個性がなくなるのが残念でならない。
地方の頑張っている駅の蕎麦屋を見つけると応援したくなるというもの。特に旨いとなればなおのこと。

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信州の諏訪の地で頑張る絶品の立ち食い蕎麦屋。
茅野なんて電車で来る機会は少ないけれども、来たら寄るよね。チャンスの限り食べるよね。そんな立ち食いそば屋の話でした。






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