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神奈川散歩

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神奈川県内をウロウロしたときのお話です
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#カメラのたのしみ方

夏をあきらめきれなくて腰越散歩 義経詫び状萬福寺 21.09.12_14:30

萬福寺と龍口寺とは腰越の街を挟んで端と端。 義経詫び状の萬福寺と日蓮法難龍口寺という鎌倉の歴史を語る上では外せない二寺だが、時代は義経詫び状のほうがかなり早い。 義経と兄頼朝との確執っていうけれども、源氏ってのは身内で争いごとが耐えない家柄。 そのあたりの結束力が平家とは違うんだけれども、結果勝ち上がって鎌倉幕府を開くんだからどちらがどちらとも言い難いかな。 頼朝が兄弟や身内とうまくやれる性分なら、源将軍も三代で終わりってことにはならなかったろうに。 ガキの頃から島流し

夏をあきらめきれなくて腰越散歩 法難会の龍口寺 21.09.12_13:40

腰越に来たらまずは日蓮法難龍口寺から参拝。 ちょうど9月11日から13日までの法難会の期間だった。 日蓮四大法難の一つ龍ノ口の法難の日だったのか。 その時、処刑場に連れて行かれる日蓮に、ぼたもちを捧げた桟敷の尼の言い伝えが有る常栄寺の坊さんが、数年前泥棒で捕まったことは忘れられない事件の一つ。きっと今日も何らかの法要が行われているのだろうけれども。 で、その処刑場の跡に立つのが龍口寺。 日蓮宗にとっては重要なお寺です。 法難会なのだけれども、今年はコロナの影響で法事のみ

夏をあきらめきれなくて腰越散歩 小雨のすばな通りを歩く 21.09.12_12:20

気がつけば9月だ。 あれだけ暑かった夏が9月になった途端どこかに一気に消え失せてしまった。 不思議なものだが季節とはよくできていると感心したり。 前触れもなくやってきた秋に戸惑いながら、夏をあきらめきれなくて腰越あたりを散歩するのは毎年のこと。 今年はちょっと出遅れた感じ。小雨交じりだけれどもこれ以上後にすると夏をあきらめきれないどころか秋真っ盛りになってしまいそうだったので・・・。 横浜から腰越目的だと大船からモノレールにしようか、藤沢から江ノ電にするか、小田急線にする

あじさいを諦めきれなくて鎌倉散歩 長谷寺であじさい堪能と観音様参り 21.07.04_15:20

境内撮影禁止の御霊神社を抜けて長谷寺へ。 ギリギリ紫陽花見物に間に合いました。 というか、眺望散策路にある紫陽花の小径の散策も今日が最終日らしく、明日には紫陽花の剪定に入るそう。 小径散策の特別料金も取られなかったから、それはそれで良かったけれど。 ただ、紫陽花は流石に終わり気味。 まぁ、こんな時期になってしまった自分のタイムマネージメントが悪いのだけれど。 でも、コロナ禍で今年はいろいろな花の咲きが早くてあれよあれよという間に見頃を過ぎましたの案内が。 のたのたしてい

あじさいを諦めきれなくて鎌倉散歩 稲村ヶ崎は今日も雨、海啼く南風 21.07.04_12:30

藤沢駅から江ノ電に揺られて、極楽寺あたりから長谷寺に向けて鎌倉のあじさい銀座を歩こうと思ったのだけれども、江ノ電に乗っていたら、脳内を桑田の歌がリフレイン。 稲村ヶ崎は今日も雨。 昨日の大雨で熱海あたりは土石流で信じられないような被害が出ている。 被害にあった人には申し訳ないが、今日も昨日の続きの雨が降る。海啼く南風。 そんな歌に誘われて乗ってきた江ノ電を稲村ヶ崎で下車してしまった。 そういえばこの歌ってアテネオリンピックの応援歌でもあったなぁ。 何年前のことだかもうはっ

県西の古刹、山寺の魅力 天狗の寺院、大雄山最乗寺参拝 20.06.27 12:00

曹洞宗の大雄山最乗寺。 紫陽花を見に開成町まで来たときには必ず寄るので何年連続だろう? ガキの頃、宗徒でもないのに正月の初詣には親によく連れてこられたものだ。 連れてさえ来れば特別お金がかからないのが主な理由だろう。山寺だから周囲に店やすら無い。 広大な山寺の境内は駆けずり回る子供にも安全だし、石段のアップダウンが子供にも大変であまり遠くに行かないしと、子育て世代にはもって来いのような環境だったのだろう。諸説ありだ。 もっとも、今よりも境内の安全対策(というか社会全体だが

畔に咲く紫陽花見物 あじさい祭りは中止だけれども、開成あじさいの里散歩 20.06.27 09:00

梅雨に入って、緊急事態宣言が解除され、あれやこれやとしている間に6月も終わりに近づいている。 梅雨といえば紫陽花の季節で、神奈川で紫陽花といえば鎌倉なのだけれども、県西部にも紫陽花の見どころがある。 開成町の紫陽花は、決してメジャーでは無いけれども田んぼの畔に咲く独特な風景。 本来なら月の初め頃紫陽花祭が開かれるのだが、今年はコロナでそれも中止に。 そのため、独特な風景の紫陽花を見に行かなければと思いながら伸ばし伸ばしで今頃になってしまった。 県西部という距離も気軽に訪れが

【江ノ島散歩】 江ノ島散歩の〆 帰りにオイラも考えた 20.06.24 16:25

風の歌が聴きたくなったので、梅雨の晴れ間を利用して訪れた江ノ島。 島内に深く入り込んだのは何年ぶりだろう? 昭和スパイスの香りをそこはかとなく残しながら、今風の爽やかな風が吹く江ノ島か・・・ 若かりし頃に比べるとだいぶ代わったよな。 心地よい疲労(ウソ。ホントは死ぬほどのクタクタ感)とともに後にする江ノ島。 小田急の片瀬江ノ島駅も建て代わったんだよな。 鵠沼のプールもなくなって、思い出の江ノ島はどんどん違うものになっていく。 それはそれで仕方がないことなのだが。 しか

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【江ノ島散歩】 江ノ島で見つけた紫陽花 ♫紫陽花の青い花お前のような花だった

【江ノ島散歩】 奥へ裏へと江ノ島を行く 20.06.24 14:30

江島神社の参拝を終え、ランチを食べて、シーキャンドルに登って。 後はどんどんと江ノ島の奥へ奥へと進んでいく。 もう、昭和の匂いしかしない江ノ島の散策路。 高低差がきつくてバリアフリーってどういう意味みたいな感じがいかにも昭和だ。 時々ある観光売店や食堂も閉店が目立つ。 コロナ禍の臨時なのか永久になのか。 車でちゃちゃっと来るわけにも行かず、搬入も大変だろう。 店主も年をとっては続くまい。 江の島岩屋への散策路は、エスカーで登りきって、後は主に下りだから良いけれども、

【江ノ島散歩】 サムエル・コッキング。舌を噛みそうな名前の園 20.06.24 13:30

昼飯の腹ごなしにサムエル・コッキング苑へ向かう。 入苑に際してマスクが必須で検温をされる。 これからどこに行ってもこういうことになのだろうか? なんだか不安を煽るよな。 昔の江の島灯台がシーキャンドルなんていう名前になってその周りが公園として整備されて。 正直GPS全盛の時代に灯台もないだろうという思いもないわけではない。 でも、ガキの頃、夜の地元の茅ヶ崎海岸で江ノ島を眺めると定期的に回る光のビームに見とれたものだったから、これはこれで、残してほしいものかもしれない。 次の

【江ノ島散歩】 芸能の神、弁天様に参拝だ! 20.06.24 12:10

江島神社といえば、日本三大弁財天の一つ。 芸事の神様として有名で、江戸時代から歌舞伎役者などが江ノ島詣でをしていたそう。 しがないサラリーマンにとって弁財天が芸能の神様だろうがあまり関係ないけれども、それでも手を合わせておけばなにかいいことがあるかもしれない。 困った時の神頼みを困る前からしておけば鬼に金棒心強しだ! 境内には茅の輪が作られて夏越の準備万端。 これも古来からの疫病退治の一環だからまさに困った時の神頼み。 例年ならただのイベントでしか無い茅の輪ぐるぐるも今

【江ノ島散歩】 弁天様参拝、参道を行く 20.06.24 12:00

江ノ島の弁天様に参るために参道を歩く。 狭い山道にギュウギュウに並ぶ土産物屋。 あぁ、江ノ島に来たなぁという印象的な風景。 ガキの頃は遊び場みたいなものだったからなぁ。 最近は温泉施設ができたり、シラス屋が増えたりしているけれども、基本的にはあの頃とあまり変わっていないところが嬉しい。 ダラダラと登る坂道が足腰にくる。 変わったのは江ノ島よりこちらの体力。 いわゆるひとつの老化というやつ。 当然この後は江ノ島名物のエスカーの助けを借りることに。 ここのところはガキの頃か

【江ノ島散歩】 果たしてオリンピックはどうなるのだろう 20.06.24 11:35

久しぶりに江ノ島に上陸して、江ノ島の弁天様参りの前に江ノ島のヨットハーバー、湘南港に足を向けた。 ここは江ノ島は今回も前回も東京オリンピックのヨット競技場になるはずの場所。 (なるはずだったは言わずにおこう) 来年に延期になったオリンピックが果たして開催されるのか? 雲行きは梅雨の空模様以上に怪しい。 コロナが収束するとは贔屓目にも思えない。 素人目には、するならする、しないならしない。 早いうちにはっきりしてほしいところだけれども、 金が絡むことだけにそうも行かないと