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畔に咲く紫陽花見物 あじさい祭りは中止だけれども、開成あじさいの里散歩 20.06.27 09:00

梅雨に入って、緊急事態宣言が解除され、あれやこれやとしている間に6月も終わりに近づいている。
梅雨といえば紫陽花の季節で、神奈川で紫陽花といえば鎌倉なのだけれども、県西部にも紫陽花の見どころがある。


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開成町の紫陽花は、決してメジャーでは無いけれども田んぼの畔に咲く独特な風景。
本来なら月の初め頃紫陽花祭が開かれるのだが、今年はコロナでそれも中止に。
そのため、独特な風景の紫陽花を見に行かなければと思いながら伸ばし伸ばしで今頃になってしまった。
県西部という距離も気軽に訪れがたい理由の一つだ。



200627_085430_1_TZのコピー

横浜から車で1時間半強。
R246が厚木をすぎると神奈川といえども牧歌的な風景が広がる。
足柄上郡に属する開成町はいわゆる郡部。
見渡す限りの田園地帯が丹沢の麓まで広がっている。


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でも最近、水田が減って茶畑への転用が目立つような気がする。
そりゃ、足柄で取れた米よりも足柄茶のほうがブランド的に強いだろう。
米よりもお茶のほうが天災に強いだろうし。
一度植えてしまえばあとは毎年刈り取るだけのお茶の方が栽培が楽なことは素人目にも確かだ。品質についてはわからないが。


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水田の紫陽花の見どころが減ってしまうのが残念だ。
茶畑と紫陽花じゃなんだかちぐはぐな気もする。
でかい富士山でもバックに茶畑越しに見えればまた別なのかもしれないが。


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紫陽花は健気だなぁ。
祭りが中止になってもちゃんと咲くんだよな。
水路の水があれば特別に手を入れる必要もないのだろうか?
育ちすぎて出っ張ったぶんを刈り取ればいいだけなのかな?
農家にとってはお手の物なのだろう。


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鎌倉あたりのひ弱そうな紫陽花とは別なもののような気がする。
お高く止まった鎌倉の紫陽花よりも個人的には好みだ。


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いいじゃん開成。
年に一度、紫陽花の時にしか来ないのだけれども、小さい神奈川の農業の県西の魅力満喫ですわ。




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