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最近の制作(コラージュ)

Untitled
制作段階
Thinking of you
(ノートに作った作品)
The Road to the White Planet
small workshop in a town
画面右、「focus」
画面左 Smoke
eggs-(拾い)
Odori
画面真ん中、「黄昏時」
制作段階
完成!
(Green curve seen in dream)
A lady's eyes covering
Going Home(家路)
Ⅱ flowers

カラスの子育てが終わりかけた頃、体感で約1ヶ月あまり撮影をしました。その後、1か月でコラージュを15点程制作しました。
家での制作なので、音楽を流すのですが、専らジャズになる。その方が上手くいく気がしています。

撮影の1ヶ月の最中に、友人夫婦からジャズのライブの誘いを受け、和ジャズの重鎮らの演奏を聴くことが出来ました。そのトリオの一人、サックスの林栄一さんはその友人とも共演しております。

なぜ、ライブのことを書いたかというと、家でオーディオで聴くこととの違いを感じたからです。それはとても音楽体験として特異なことであり貴重な体験でした。その後のジャズの聴き方が家でも変わるのが分かったし、少しジャズが分かった気になります。(んー本当か?)

トリオ編成それぞれが、演奏を目で追っているようで耳でソロを聴き、それを終える頃に、終える様な演奏に変化して、ジャストでメロディフレーズに戻ってくる。
そのソロの線は、空間を統率する一点のパースペクティブからではなく、複数の点を混ぜ、風景や感情、記憶はあらゆる一音から、そして複数の届く場所へと向かい、答えの様な問いを発しながら、そしてまた消失した自己へ戻りながらメロディに乗る。一つの物語り、もしくは話なき答弁へと。

コラージュやジャズは横への移動が多い様に思えました。それはドュオ、トリオ、カルテットそれらが、横から演奏に入り込んで来るからかも知れないです。しかし、ソロ自体は垂直に訴える何かを感じました。結果あらゆる瞬間等が即自であり、それが見えない内的な空間を作っていると感じます。単数では見えない複数の点の折り合わせによって。それを構成する複数の視点、それぞれの経験。思い入れ(!)他のメンバーのそれへの呼応。
私はコラージュを習った事はなく独学ですが、クラシックよりもジャズの方が上手く作れます。
作品に音楽の影響があるというと写真や美術を扱う人からは嫌な顔をされるか、無視されてしまう。写真は写真からの影響、美術は美術史から。というのがあるみたいですが。

ここ最近は多少走り過ぎな感じだったのかも知れませんが、涼しくなってくることを期待して北海道での8年目の生活を、また撮影の方に舵を切り作品作りを続けていきたいと思っています。その間にも色々とインスピレーションを得たりしながら作品に変化させて幸運な旅にでも出るつもりでいるところです。



作家活動としての写真撮影や個展、展示の為のプリント費用等に充てさせて頂きます。サポート支援の程よろしくお願いいたします。