9月のブランケット
窓の外
鈴虫の鳴き声
うろこ雲に滲む
月あかり
室温は25℃
洗い立てのシーツと
ブランケットを
独り占め
枕元に持ち込んだ
君の苦手なアールグレイ
微睡みに
熊蝉の空耳
入道雲と太陽の幻
室温は25℃
長袖のTシャツと
ブランケットが
丁度いい
ふたりの夏の名残は
指輪の跡の白さだけ
★
やうさんとのTwitter(現X)での会話から生まれた作品です。
昨年7月に、やうさんから、「25℃で毛布かけてるのがちょうどいい」という歌詞の歌を作れないか、と、リクエストを頂きました(何故そうなったのかは、やうさんのつぶやきと、私のリプライをご参照ください)。
やうさん、長らくお待たせしました。まさかのリクエストに目を白黒させながらも、結果的にはとても楽しく作ることが出来ました。ありがとうございます。
★やうさんのツイート(ポスト)
ちなみに、詞と曲と、ある程度の伴奏は、昨年の内に出来ていたのですが、身内の不幸で中断し、一年が経過してしまいました。
一年越しのリベンジは、9月ぎりぎりにはなりましたが、記録的な今年の暑さが落ち着いた今の時期に、公開できて嬉しいです。
楽曲と動画は、YouTubeで公開します。
音楽コラボアプリnanaでも公開予定です。伴奏も公開予定ですので、nanaにアカウントをお持ちの方は、歌ってくださると嬉しいです。
お目に掛かれて嬉しいです。またご縁がありますように。