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キングオージャーに唸る【30日間毎日note:その16】

3行日記

キングオージャーを観て、唸る。
初回から唸り続けている。
12回を迎えてもなお、唸る。凄い。

余談(余談の方が長い)

 日曜朝の特撮番組は、はまれる年と、はまれない年があります。

 今年の三月から放映の、「王様戦隊キングオージャー」には、久しぶりに、大はまりしました。

 物語の展開とテンポの小気味良さ、伏線回収の鮮やかさ、映像の美しさ、そして、キャラクターの誰も彼もが魅力的で、ここまで揃った番組は、なかなか無いと思います。

 経験則的に、特撮番組の初回の放映は、大抵どの番組も力が入って見事です。前作の最終回にしょんぼりしているファンを、惹きつけなくてはいけませんからね。

 でも、キングオージャーは、今の所、第12話に至っても、毎回が、初回と同じくらい見事なんですよね。こんな作品は、殆ど記憶にありません。この先、どうなっちゃうんだろう。

 この物語に、さりげなく散りばめられているのは、案外と重いテーマかもしれません。今、この時代を切り取った様な。

 でも、重いテーマを気配として忍ばせながら、軽やかに痛快に進んでいくのは、本当に見事としか言いようが無くて。

 大人として観るのも楽しいけれど、これ、ちいさな子どもの頃に観たかったかも。

 子ども時代に、物語の煌びやかさと痛快さに心惹かれて、大人になった時に、気配として漂うテーマに、改めて唸る。そんな楽しみ方をしてみたかったな、と思わせる番組です。

 特撮好きで、未見の方は、是非! ファンタジー好きの方にも、お勧めします。

(但し、第一話から観る方が楽しめます。Amazonプライムで、全話無料配信中です)



(写真撮影:清水はこべ)

★キングオージャーと全く関係の無い写真ばかりでごめんなさい。

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