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記憶の中の物語、記憶のような物語

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随想、或いは、私小説と呼ぶのが一番近いかもしれません。 でも出来れば、物語と呼びたい。
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2018年5月の記事一覧

RAINというお店

 大好きだったお店だ。バーテンダーさんは、仕事ぶりが真面目で丁寧だった。カクテルを差し出…

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こやりのうえでのところから

 あや取りが出来ない。  ほうきしか作れない。  普段はそんな事を忘れている。夫婦ふたり…

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陽射しに片想い

 気分も体調も、気候と天候に左右される質だ。  ここ数日、冷たい雨の寒い日が続いたけれど…

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「漢」という誉め言葉

「清水さんは、『おとこ』ですね。それも、『漢字の漢』と書いて『おとこ』と読ませる、あれで…

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五時間目はまだ給食の時間

 これを言うと、驚かれる事も多いし、人によっては引いたりもする。  でも正直に言うと、1…

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