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フォートナイトでゲームを作りました!!(心境の変化編)2/3

前回ゲームの紹介メインでしたが

今回は、この1年半の心境の変化や発見をまとめたいと思います。


エンディングを見終えた感覚


1年半前の投稿で僕は鼻息荒くアーティストになるんだみたいな投稿をしています。

僕はこの経験で表現を仕事にすることができた嬉しさと、幼少期からの夢が叶ったような感覚になりました。

僕は突然訪れた人生のエンディングを見ているようでした。

僕は表現を仕事にしたいという執着が消えて次の場所を探すようになりました。

死を考えることで、はじめて見えてきた、どう生きるのかという骨格

仕事は順調ながら、この1年半の間で身内に不幸が重なり、そこで色々思うことがありました。

僕は過去に身内が亡くなったのに全く感情が動かないという経験をしたことがあり、その経験が自分がまるで悪者ではないかと苦しんだ過去がありました。

そんな中、今回の不幸は本当に辛いもので、つい感情的になっていました。

人の命を比べたことなんてありませんでしたが、

これは、僕が善人か悪人とかではなくて残酷にもその反応が、亡くなった人と自分との物語が終わり、その人との関係を嫌でも考えることになります。

僕は僕が亡くなるとき、葬儀へ足を運んだ人が
自分を悪者だと疑うよう冷めた感情にさせたくない
と考えるようになりました。
できれば
僕と関わって幸せだと言える存在になりたい
なと思いました。

この経験が僕の情熱の上限を引き上げました。

人の命に関わる話なので、センシティブなことなのですが、僕にとってとても重要な出来事だったので、ここに書き留めておきます。

ではこの情熱をどこに向けるのか?

遠く離れたハット職人が教えてくれた自分と次の行き先

アーティストの衣装としてLA二発注した帽子

人はみんな自分のことを普通だと考えます。僕もその一人でした。
僕は2021年に初めてアメリカへ行きました。

そこで僕は3年間くらい片思いしていた個性的なハット屋にハットをオーダーしに行きました。


デザインは自分でフォトショップで持ち込んでディティールのこだわりや世界観を伝えました。

しかし、肝心の形が決まらない中で相談したところ、彼に
君はユニークだからこっちの方がいい」と言われました。

僕はそのユニークという言葉の真意が分からく、むしろ変わり者というネガティブな意味すらあるのではないかと聞き返しました。
すると普段明るい職人が僕をじっと見つめて、これは絶対的にポジティブな言葉だから受け取れと真剣な眼差しで僕に語りかけてくれました。

僕はその時自分自身を自分が認めきれていないことに気が付きました。

それと同時に、自分が信頼する人からの承認がいかに、心を満たしてくれるのかということに気が付きました。僕はそれ以降、僕が信頼する人の承認さえあればそれは十分生きるに値するという気持ちになれて、赤の他人からどう見られるかについてあまり気にならなくなりました。

これは今の世の中の人にとって重要な感覚なのではないかとも考えるようになり、アート作品としていくつかユニークでいたいがそうなれない人を救うアートが作りたいと思い、作品をつくっています。
誰かの心の支えになればと思います。

この気持ちの変化から心が穏やかになりました。

しかし、すぐに次の疑問が湧いてきました。

どうすれば僕と同じような気持ちにみんなでなれるのか?

自分だけのユニークでいることはもちろん、
他人がユニークでいることにも関心があるということがわかりました。

ではどうやってユニークな人を増やすのか?が次のテーマです。

自分らしくするのが難しい世界。


ユニークな生き方とは自分らしく生きるということ。
それは、自分の気持ちに正直に向き合うこと。

世界と自分との間譲れない境界線を引くこと。

とはいえ、今日の世の中はどうだろうか?
科学的根拠のないマスクを外すことも簡単ではないくらい自分と世界は繋がってしまっています。

しかも、世界は自分らしく生きる人と、自分らしさを捨てて忖度しなさいという人に分かれ始めています。

バーチャルで生きるという希望

僕はユニークでいるためには、ある程度の自信が必要だと考えています。
顔出しをすると叩かれたり自殺する人が耐えない中で、無理して顔を出して戦える元気を持った人は限られています。

なので、僕はすでにメディアに顔を出していますが、会社のメンバーは仕事関係者以外には顔出しをやめていて、バーチャル人間としての人格で生きるという実験を行う予定です。

これは、顔を出さずに意見を言う人が増えるという側面もありますが、僕としては自分のこと表現する誰にも邪魔されない場所を大事にしてほしいということです。
そして、何より顔を出さずに社会とつながることで、何より安心して自分時間を持つことができます。

正直これは健全なことかどうかもわかりませんが、自分で自分の命を断つよりはマシです。
いつか詳しくお話する予定ですが、実は僕には実家がありません

僕が上京するタイミングで実家が解散しました笑
麒麟の田村以来の大事件ですが、今は僕はラインのグループバーチャル実家として機能しています笑

僕はラインが存在して本当に良かったなと思います。

いつかバーチャル実家としてメタバースが機能する空間を作る人がいるかも知れません。

バーチャル同窓会として、高校の仲間が常にログインしている空間ができるかもしれません。

今は黎明期です。インターネットが刺激にまみれた欲望の世界だと感じる側面も今は多いですが、長い目で見れば、未来は明るいです。

自信をもらったハット職人とのツーショット

この楽しい時代の目撃者にみんなでなりたい

僕は2020年にお金にもなるかわからない夢を追いかけて独立しました

最初は相手にされないようなところから、メタバースというバズワードによって市場が刺激され、僕の仕事も多くの人に理解していただけることが増えました。

僕の職業もこの3年だけでも、
360度カメラのカメラマンから、3Dクリエイターメタバースアーティスト、そして今回のFortnite

その中で僕は個人として喜びを感じるより関わってくれた人との関係の中で感じる感動の大きさが増していくのを感じ、会社として動きはじめました。
みんなでいい景色を見たいという夢を叶えるという共通の夢を持つ仲間に恵まれて、ゲームを無事にリリースするまでに至りました。


僕は今の仕組みから新しい表現の時代にチャレンジする人と一緒に仕事をして、この楽しい時代の目撃者になりたいと考えています。
その上で、僕は自分のような表現に救われるような人の力になりたいと思っています。

僕の考え方に共感いただけた方は、ぜひなにかお力になりたいと思いますので、どうぞ気軽にご連絡ください。

少し長くなりましたが今回はここでおしまいです。


次回は最終回です。BUG.INCとして掲げている共通の夢今後の展開などについて触れて締めたいと思います!!

3/3へ続く


END













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