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何事も土台には気持ちが必要!

このブログは現在、サッカー指導者をしている主が「日常にあった出来事」や「自分なりの考え方」や「学んだこと」を発信していくものです。

みなさんお久しぶりです。

長い長い夏休みが終わり、いつもの日常に戻りつつあります。
8月後半は遠征やリーグ戦が多く、書く時間がありませんでしたが、時間に余裕ができたので書こうと思います。


今日のテーマは、

【何事も土台には気持ちが必要】

この前、初めて遠征に行きました。
3泊4日でかなりタイトなスケジュールでしたが、とても充実していました。

そこで学んだことを今日は書きます。


『精神論』

僕は「精神論」という言葉があまり好きではありません。

イメージ的には、技術とか戦術とかの前に「走れ」だの「戦え」だの「声を出せ」みたいなことです。

昔はよくこの精神論を全面に押し出したスポーツクラブもありましたが、最近でもまだあります。


僕もこの精神論はどちらかと言えば反対です。
サッカーの本質から少しズレている気がします。

だから、僕は試合のコーチングをする時は、戦術的なこと(ポジショニングやシステム)しか基本的には言いません。

もちろん、状況によって「そこは強く行け」とか「走って戻れ」みたいなことも言います。


そして、この遠征期間中、主に戦術的なことにアプローチしながら声をかけていましたが、一向に良くなりませんでした。


それを見た僕の先輩指導者が「後半は俺が指揮取るから見といて」と言い、試合をベンチから見ることにしました。


『コーチングのバランスと声の掛け方』

その試合はB戦で前半は上手くいかず0-0でした。
また、遠征3日目ということもあり、疲労がかなりきていたと思います。

しかし、先輩指導者が指揮した瞬間、楽々と点が入り結果的に後半だけで6点取り、圧勝しました。

僕は衝撃を受けました。


動きがあまり良くなかった選手がどんどん動きが良くなり、生き生きしています。

僕は先輩指導者を観察して気づきました。


それは、コーチングのバランスが的確だということです。

戦術的なことを伝えながら、適度に選手を鼓舞するような声かけ(精神に問いかける)もします。

その中で選手の目指すべき方向が明確になり、最も簡単に点数が入りました。


また、声の掛け方も大事ということに気付かされました。

指導者が熱量持って選手に声をかけないと選手には響かないし、入って行きません。

強く、太く、わかりやすく声をかけることが重要だと感じました。


『選手を動かすにはまず気持ち』


つまり、どんだけ技術的、戦術的なアドバイスをしても選手に気持ちが入ってイアなければ、それは右から左に流れていくだけです。


まず、土台にこの人の話を聞くと何か変わるぞ、とか
熱量持って言ってるから自分も動こうみたいな気持ちにさせないと動かないということがわかりました。


気持ちという土台があって初めて戦術的なことが生きるんだなと思いました。


すごく良い学びでした。




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