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地域課題と『スイミー』。│ひとり広報奮闘記#5

"感覚的に思っているのは、これから小魚みたいな小さなチームが信頼というネットワークで相互に連携しあいながら大きなチームを成す状態が良いんじゃないかと思っている。すぐに形状を変えれるし、僕は目をやろう、僕はヒレをやろう、と自分たちの強みを生かした戦い方ができると思うんだ。"

株式会社オバケを立ち上げ、現在は株式会社Nueでクリエイティブディレクターとして活動する松倉早星(まつくらすばる)さんの書いた上記の記事を読んで、先日の宴会を想った。


集まったのは、とある企業の代表夫妻と、弊社SMSCのメンバー数名。事業内容も、取り組んでいる業界も、目指す社会もなにもかも違う。共通点はそれこそ同じ茨城県に法人が置かれているということくらいか。

縁あって年に数回顔を合わせる機会があり、そのたびアツい話などしている。

今の時点で協働していることはないし、今後いっしょに活動していく計画も特に無い。

ただ、冒頭の「スイミー」的な動きが生まれるとしたら、それはきっとこういう関係性のなかからなのだろうなという予感がある。


われわれはまったく異なる事業を展開しているがゆえに、それぞれ領域に特化した専門性を持っている。それはどの組織も、個人についても同じだ。

そういった「異なる得意分野を持つ専門家集団」こそ「スイミー」的な組織形態なのだろう。

これまで見たことがないような大きな課題や新しい課題に対して、その時時のカタチを成して取り組んでいく。


特に「地域課題」「社会問題」といったテーマについて取り組む場合、さまざまな専門性の集合知みたいなものが必要になってくる。

「子どもからお年寄りまで安心して過ごせる地域社会の実現」をミッションに掲げるSMSCとしては、今後そういった集合知の中心、まさに魚の眼、地域の「スイミー」としてコーディネーターの立ち位置を確立できると良いのかなと感じた。

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ところで、『SMSC広報日誌』におけるサブカテゴリ「ひとり広報奮闘記」は、このnoteを週に1度は動かしたいという気持ちから「30分で書ける日々の記録と記憶」をテーマに掲げたインスタントなコンテンツだ。

いつからか「ひとり広報奮闘記」がこのマガジンの主になりつつある。自身の怠惰な気持ちが膨れていくのを危惧しつつも、これはこれで更新性が高いし、リアルな「ひとり広報」の実態が知れるような気がしている。周りにも、じぶん自身に向けても。

いつか「福祉の広報」という立ち位置が至極一般的なものへと昇華されたとき(現在は業界全体の人口に対してほとんどいない)、この軌跡みたいなものが誰かの役に立てば幸いだ。


そのころわたしは、どこでなにをしているだろう。

どんな人たちと、どんな魚のカタチをつくっているだろうか。

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平成最後の夏は「仕事旅行」に行ってみない?

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