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「他社の人事・採用の「リアル」に学ぶ!」セミナーで見えた、成功する採用/採用広報の共通点

こんにちは。SympathyでAEを担当しているおくむらです。
Sympathyでは、2020年6月から3回にわたり「他社の人事・採用の「リアル」に学ぶ!」と題したオンラインセミナーを主催しました。

セミナーの内容はコロナ以降の採用/採用活動の「リアル」をざっくばらんに、時にあけすけに語ってもらうという自由なものでしたが、とっても大変学ぶことが多い全3回となりました。

「コロナ禍の今こそ共有したい、採用/採用広報のノウハウと次世代へのヒント」

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セミナー開催の背景のひとつとして「Sympathyを通じて知りえた人事ノウハウを共有したい」という思いがありました。

もともと人事の領域は、長らく他社同士でのノウハウや事例の共有が難しかったように思います。わたし自身、人事一本のキャリアを積む中で、専門書を読んだ後は即社内での実践という事も多かったですし、その実践内容と結果を社外の方へ共有してフィードバックを頂くということもあまりりありませんでした。

今でこそSNS等で人事担当も発信されてきていますが、それでもその企業特有の背景(課題/成したいこと/リソース/過去の事例)を理解することで、受け取り方や学びの深さが大きく変わります。

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コロナ渦まっただ中の4月にローンチしたSympathyの営業活動を通し、各社のヒアリングを繰り返す中で、外から事例だけを見ていてはわからない2つの気づきがありました。

①「価値観で企業と個人の出会いを創出したい」「企業のカルチャーを可視化したい」というSympathyの思いに共感する企業の採用活動に共通性があること
② コロナ渦で例年通りの活動が難しい中でも、独自の方法を模索し採用・採用広報活動を成功させている企業があること

ご登壇いただいたのは、Sympathyのクライアントでもあり、採用領域で成功されているChatwork社・Praha社・Whomor社です。

全3回のセミナーは採用/採用広報で活躍されている各社と事例を共有し、次世代の採用/採用広報を一緒に考える、絶好の機会となりました。
今回は、セミナーから読み取れた採用/採用広報で活躍する企業の「共通点」をまとめておきたいと思います。

共通点①:社員の自主的な社外発信を生む、採用広報の「3」ステップ

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ひとつめの共通ポイントは、「採用広報」として積極的な社外へ発信すると同時に、同じくらい「社内への発信」にも力を入れていること

チャットツールで専用チャンネルを作ったり、広報誌を作成したり、会議の都度全社へ発表をしたり、アンケート実施されたりと、まずは「人事から社員へ」のコミュニケーションを、大事に・頻繁に行っていたのです。

その上で「社員を巻き込んだ採用広報」を実施。例えば新入社員の研修を目的にしたnote執筆や採用ソーシャルでの社員紹介などがその例です。これらの2ステップを踏んで初めて、社員の自主的な社外発信が起きています。

STEP1:手厚い社内広報で社内へ十分な情報を行き渡らせる 

STEP2:社員を巻き込んだ社外発信をする

STEP3:社員の自主的な社外発信が起こる

いきなりリファラル採用等が自走することは無いと思いますが、(結果的にも含めて)採用・採用広報に成功している企業は上手く上記の3ステップが踏まれているなと感じます。そしてこの3ステップが繰り返されている状態が「採用広報」として活動されているという共通性がありました。

共通点②:裏表の無い情報発信が必須!

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2つ目の共通ポイントは、各社とも「社内をありのまま見せる」こと。情報創造化社会ならではの採用広報の姿だと感じます。

わたしも人事時代から、できればキレイな情報だけを社外に発信したい、と思うところはありました(笑)。ですが社員が自主的に社外発信するこの時代、当然社外向けの情報のすべてを人事が「コントロール」することはできません。たとえどんなに情報をコントロールしようが、新入社員は入社して3日でリアルな会社を知ることになります。当たり前のことですが、もしコントロールされた情報を見てきた新入社員は、「人事が言った情報と違う」「人事に騙された」と思うでしょう。

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社風・企業カルチャーが、特定の人にとって「良いと思うか、好きじゃないと思うか」は、その人の価値観によって変わります。両面あって当然です。

ありのままを見せて、「ここは自分は合わないかもしれないけど、それよりもこの価値観は替えががきかないものなので、この会社で頑張りたい」等を判断して頂くことで、「自分が決めた入社だ」と覚悟をもって働いてもらうことにつながると思います。

共通点③:まずはやってみる!人事から変化する採用広報

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最後の共通ポイントは、走りながら考えて作り上げた社内体制という点です。各社ともいわゆる”理想論”を掲げ、そのために体制を作ってから実施されたわけではない、という事です。担当の方たちがそれぞれに、まず走りだし、走りながら考え、その中で自社、自部門、他部門を巻き込んだり、社員を巻き込んだりしながら、自然に採用を全社ゴト化されていました。


【まとめ】採用/採用広報に強い企業はこれをやっている!

「採用広報の3ステップ」
「裏表の無い発信」
「まずやってみる。走りながら考える」

企業のサイズや社風などはバラバラであっても、外からみていてうまく採用広報を実施されているように感じる企業には、共通点があるのだと非常に勉強になりました。

と同時に、やはり情報創造化社会においては、一部のメンバーで情報を作りコントロールすることはもう出来なくなっているということもよくわかりました。透明性のある、タイムリーな情報が、社内外ともに求められているんですね。

Sympathyができること:企業カルチャーの「可視化」

Sympathyは「社員の思う」「裏表が無い」「わが社のカルチャー」が、「あるあるで楽しみながら」作られるツールです。
バリューの裏付け・社内アンケート・社外発信情報の作成など、社員による、タイムリーな、裏表の無い情報の生成が可能です。
「自社カルチャーの見える化」を、楽しみながら体験してみてください!

▼セミナー登壇企業のカルチャーを覗きたい方はこちら!(逐次変動しています)

https://smpthy.com/p/chatwork(Chatwork社)

https://smpthy.com/p/praha(PrAha社)

https://smpthy.com/p/whomor (whomor社)

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