『トガニ 幼き瞳の告発』を見て

衝撃で怒りを抑えられない映画だった。
映画が人に与える影響の大きさは計り知れないと、そう思ってはいたけど
まさにこの映画がそうだった。

私が受けた衝撃や怒りを同じように本国である韓国の人達も感じたんだろう。
この映画によって通称“トガニ法”と呼ばれる、障がい者や13歳未満の児童への性的虐待を厳罰化と公訴時効を廃止する法律が制定された。

それほどの衝撃だった。
幼く障がいによって上手く表現することができない子供に性暴力を加える教職員の大人達の汚さと醜さ。

自分が親になってさらに、子供が犠牲になるような事件には怒りが抑えられなくなった。

家庭内、学校内での性暴力。

子供がどれほど傷つき恐怖を覚え混乱と怒りを感じているか。
本来守られ大切にされ育っていくはずの子供達がこんな目に合うなんて許されていいわけがない。

こういう事件を起こしたような人間は、一生子供に関わる仕事につくようなことにならないでほしい。それは全力で阻まれるべきことだと思う。


実話を基にした映画で、最後の最後まで正直幸せな気持ちにはならないけど
これからも多くの人に見て欲しいと思う作品でした

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