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#496 期間限定セールの闇


期間限定セールという文言はズルい
購入ボタンをワンクリックする確率が
グーンと上がるではないか
限られた期間だけ、という縛りが購買意欲を掻き立てる

更にいえば
全く要らない悩んですらなかったものを
買わせるためにもかなり有効で
「セールなら買っとくか」
この悪魔の思考と我々は日々葛藤している
と思っている


が、今回は
要らないものをセールで買ってしまった
という訳では無い

ただただ本をセールで買ったというだけである
なんの面白みもない

少し前から気になる本があり
期間限定今だけ少し割引になっている
まだ読みかけの本があるので
今買うべきかどうか悩んでいたのだが
セールが終わって定価になるのならば
読みたいものではあるし
いま買っても損はないだろう
と、わたしはポチポチっとクリックして2冊買った

「本は宝箱のようなもの」だと思っているので
本を買うことにお金を厭わない
勿論
自分の中にヒットする本もあれば
そうでないものもあって
でも
だからと言って買ったことを後悔することはない

ただし
これが本ではなく
本当に要らないものと化してしまうものだとしたら
いやはや期間限定セールとは恐ろしい

ワンクリックの便利さ手軽さの裏の黒幕に
わたしは勝たなければならないと学ぶ


仕事からの帰り道
換金所の前の歩道のど真ん中に自転車を止めたオバサンがいた
人通りも多い上に狭いその道のど真ん中に自転車を止める勇気のある人がいるのだなと、その度胸に感心する
いやだからと言って
一瞬、であっても
人によってその一瞬は違う
やっぱり止めていい場所はきっとそこではない
とてつもなくとてつもなく邪魔であった

わたしも自転車の時には歩行者の邪魔にならないように気をつけようと思う
人の振り見て我が振り直せというやつだ


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