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読み聞かせから読書のフェーズへ。嬉しさと寂しさと。

3歳くらいまでは月数回お世話になっていた小児科にも、近頃は年数回しか行かなくなりました。

(現在、小児科と親友状態のフェーズのみなさん、個人差あれど3歳超えるとぐっと頻度減るとおもいます。
どうか乗り越えてほしい…!)

私はその小児科の医師や看護士さんをすごく信頼していて、何科に連れて行くか判断に迷ったときは必ずそちらを受診しています。
そして、これだったら皮膚科がいいよとか、これは眼科行っちゃったほうがいい!などと、先生の信頼できる医院まで紹介してくれる。有難い。

その先生に言われて忘れられない言葉のひとつ。
確か1歳前。

「いつか、自然と【読書】になる日がくる。
それまで読み聞かせは続けてね。」

因みに先生はお子さんが10歳になるまで読み聞かせしていたとか。
そのときの私は、遠い未来だなぁとぼんやり思っていたのだけれど、まさに最近変化を感じています。

実は寝かしつけがすきじゃなく。
ほぼ100%寝落ちしてしまうのと、寝かしつけ中はほかのことが何も出来ないのが何とも我慢できない。

そのため、2歳まではおんぶして寝かせていました。
と言うか、おんぶすると寝る子だったから、娘を背負って家事しながら自動的に寝るのを待ってる感じ。

でもいつまでも効率ばかり求めてこれじゃあダメだよね、娘にきちんと寝るときの習慣をつけなきゃな。
と思い始めたあたりから、夫が寝かしつけしてくれるようになり、読み聞かせも夫担当に。
私が残りの家事を済ませて寝室に行くと、2人はすでに夢の中。
(私たち夫婦は寝かしつけ後に活動することができない人間なので、22時前には全員寝ていることになる)

私が寝かしつけ(そのまま一緒に寝る)をするのは月に1.2回程度。自ずと読み聞かせの機会も減っていました。

そして近頃、娘は漫画を読めるように。
今読んでいるのは夫のONE PIECE。
娘はゾロ推しだそう。

漫画読みながら漫画のように寝落ち

驚くほど楽になりました。

娘が漫画読む隣で、私もKindleで読書しちゃったり。

大抵は画像のように寝落ちしてくれるのですが、なかなか寝なそうなときは眉間の間をナデナデすると寝てくれます。
(ナデナデ、娘は2歳くらいから効く方法なのですが、ほかのお子さんもそうなのかな…?)

なんの苦労もなく寝てくれて、可愛い寝顔をひとしきり眺めてから眠れる。
こんなご褒美いいのでしょうか。

ああ、これが先生が仰っていた
【読み聞かせから読書】への移行なのか。

またひとつ階段を登った嬉しさを感じつつ
娘と一緒に本屋さんで絵本を選んだり
思いっきり抑揚つけて読んで笑ってくれたり
なかなか寝ずに追加の絵本持ってきて白目むいたり
どの絵本も気分じゃないと言われ即興で物語を作ったり
絵本を見つめる真剣でキラキラした瞳だったり
そういう体験は、もうできなくなっていくのかと思うと、ふと寂しさも込み上げます。

渦中とのきは必死すぎて、尊さに気がつけない愛しい日常。
特に子育てが始まってから何度も経験しているはずなのに、なくなってから気がつくんですよね。

顎が外れるくらい噛み締めないと。

最近ではスーパー銭湯がすきになった娘と、漫画コーナーが充実している店舗を探して行くのが新たなたのしみ。


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