見出し画像

【読書】「声優をプロデュース」納谷僚介,星海社新書


出てすぐの頃に読んだ古いメモなので長めの抜粋だけになっていますが。。
引用の「………」は中略です。略すことで意図が不正確になっている可能性があるかもしれません。あくまで感想の一部として捉えてください。

声優のマネージャーについて書いてある本、
と思って読まないことをお勧めします。

HowTo、声優、声優事務所、いちサラリーマン、そこらへんの要素と思って
軽く読むと良いと思います。

だいたい、その声優が人生の終りを迎えるところまで想像します。
このように短期的な想像だけで終わらせないことが僕は大事だと思っています。
………
来る依頼をただただこなしていると、自分がどこに向かっているのか、何をしたい人なのかがわからなくなってくる。
………
依頼を受けるかどうかを決めるときに、場当たりで判断し続けないでほしい
………
いつもどういう声優になりたいかを意識して行動してほしいんです。

p.98

サラリーマンでも起こりうる、というか、起こってしまうので
意識しないといけないことですよね。
誤りでもいいし方向修正する前提でもいいから
ある程度のゴールを考えて仕事を受けろ仕事を選べ仕事を求めろって。

世の中のいろいろ人が「一番好きなことを仕事にしないほうがいい」と
口にします。僕はこの考え方には真っ向から反対です。
………
仕事で丸二日徹夜したあと、フラフラで家に帰ってからも
アニメを観ているのは、傍から見たら異常だと思います。
………
でも気持ちを抑えられないんです。
………
これくらい「好き」なものだったら、仕事にしても
しんどさを感じません。
………
仕事の中には、どうしてもやらなければならない嫌な業務もあります。
その「嫌なこと」で侵食される程度の「好き」では、
働き続けることはできません。
………
強くて重い「好き」を見つけてください。

p.127

好きなことを仕事にするな、は
好きなことが嫌いになる、仕事を早々楽しいものではない、
好きというだけでは続かない、といったことだととらえていました。

嫌なことで侵食される程度の好きでは働き続けられない、まさにこれ。

ただ、好きなことを仕事にするという考えはいいかもしれないと思いつつ、じゃあ何が好きかは正直良くわからん。
今の職、会社があってるか考え直す、働き方を考え直す機会か。

成長するためには、後から振り返ったとき、正しくなかった、無駄だったと感じるだろ うことも、経験することが必要なんです。
………
でも、 そうした失敗や苦悩も含めて、全部必要なことだったと思えるときが来ます。成長することで、「遠回り」だった道が、ただの「遠回り」じゃなくなるんです。
………
ときにはもうちょっと、バカになってもいいんじゃないでしょうか。
いっぱい無駄なことをして、いっぱい無意味に感じることもしたからこそ
たどりつける 結論があるんです。実感を込めて言えます。

p.127?

無駄なことはひとつもないと思っていて。
無駄ということが分かること自体もやってみないとわからないものなので。
…というのもちょっと擦れたから感じているのかな。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?