見出し画像

【営業職・エンジニア職・事務職】の「書いておけば良かった…」を減らす求人票のポイント

前回の投稿では「求職者が応募したくなる求人票の書き方」についてお伝えさせていただきましたが、さらに細かく職種別に「この職種の人はこんなところを見ている!」という求人票の書き方についてお伝えさせていただきます!

今回は営業職、エンジニア職、事務職の3職種についてです。どの職種にも共通して言えることは、誰もが分かりやすい、仕事内容をイメージしやすい求人票にすることです!

画像1

営業職

「何を(商材)」「誰に(法人or個人)」「どんな方法で(新規or既存)」「どんな手段で(電話or訪問orWeb会議)」営業活動をしていくのかを明確に記載することで、求職者はイメージしやすくなります!

■NG
【職種】
新規開拓営業
【仕事内容】
自社商品の新規開拓営業。テレアポで顧客の開拓をします。

■GOOD
【職種】
自社商品「採用サービスA」の新規開拓営業
【仕事内容】
自社商品「採用サービスA」の新規開拓営業をお任せします。具体的には採用活動を行っている企業の人事、採用担当の方に対して電話営業をして新規開拓を行います。商談は主にWeb会議システムを使って行いますが、場合によっては訪問をすることもあります。入社後は1週間ほどの研修をしてから実務に移ります。始めのうちは先輩社員が営業に同行するので安心してください。入社1か月たってから営業目標を追ってもらうので一緒に頑張りましょう!

職種タイトルや仕事内容には「未経験歓迎!社員の8割が未経験スタートです!」「業界シェア50%の商材です!」「業界初の注目商材です!」など「やってみたい」「自分にもできそう」と思ってもらえるような要素を含めるとさらに良くなると思います!


エンジニア職

エンジニア職では個人によって専門領域や得意領域が異なるため、仕事内容だけでなくプログラミング言語や求めるスキルなどはできる限り詳細に記載する必要があります。また注意いただきたいのは「エンジニア」や「Webエンジニア」だとどのポジションを求めているのかが分かりづらいので「サーバーサイドエンジニア」「フロントエンドエンジニア」など明確な職種を記載しましょう!

■NG
【職種】
Webエンジニア
【仕事内容】
自社サービスBのサーバーサイドの開発をお任せします。

■GOOD
【職種】
自社サービスBを一緒にグロースしてくれるサーバーサイドエンジニア
【仕事内容】
toC向けの自社サービスBのサーバーサイドの開発をお任せします。サービス改善や運用・保守から新規機能の開発まで携わっていただきます。
【開発環境】
(言語、フレームワーク、インフラ、管理ツール、コミュニケーションツールなど社内での開発環境を記載)
【求めるスキル・経験】
・Javaでの開発経験3年程度
・設計から実装、テスト、デプロイといった一通りの業務経験

エンジニアではない採用担当者にとって、エンジニアの求人票を書くことや求職者目線になって必要な情報を見つけることはとても難しいことですよね。自分で勉強するのはもちろんですが、誤った情報を記載しないためにも分からない部分は現場に細かく確認して求人票を作成するようにしましょう!

事務職

事務職と一言に言っても色んな事務がありますよね。一般事務、営業事務、経理事務、医療事務などなど。求職者に誤解を与えることなく正しい情報を伝えられるように記載しましょう!

■NG
【職種】
事務
【仕事内容】
簡単なデータ入力や事務処理をお任せします。またメールや電話でのお客様からの問い合わせの対応もお願いします。

■GOOD
【職種】
急成長中のFintechスタートアップの営業事務
【仕事内容】
弊社のセールススタッフを全面サポートしていただける営業事務をお任せします。具体的には受注案件の見積書作成、商談資料の準備、請求書の発行、お客様からのメールや電話の対応などです。経理業務のご経験がある方はスキルや経験が活かせます!

事務職を採用する場合、PCが苦手な方でもOKな場合は「事務未経験OK」、PCスキルを必要とする場合は「SUM、IF、VLOOKUP、ピボットテーブルが使える方」など記載しておいたほうが、ミスマッチは防げます!


画像2

応募者の幅を広げたいと思って抽象的に書いてある求人票もあるかと思いますが、求職者からすると「これって結局どんな仕事なんだろう」「どんな経験が必要なんだろう」と思われて応募が集まらないという可能性もあります!ぜひ、自社の採用状況に応じた求人票を作ってみてください!