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恋と愛

私なりの言葉の定義と、愛にまつわる思想

落ちるもの、相手の良いところを私だけが知っているという浅はかさ
私だけを見てほしいという我儘
互いのみを見つめ続ける
感情の波が大きく、不安定であり、高揚感がある
きらきらとした刹那的な感情

覚悟、同じ方向を見つめる姿勢
寄りかかるのではなく、共に立つ
ただただ平穏で凪いだ海のような感情の、永続的な広がり

愛とは、相手を通して自身を見ることかもしれない


アイという音に意味を与える

いつだったか、愛(アイ)とはただの音で、意味などないという話を目にしたことがある


音読み:アイ
訓読み:めでる・ おしむ・ まな・ かなしい・ いとしい・ うい

これが誰の言葉だったのか、どこで目にしたのか、定かではない
しかし、私はただの「音」を大切な気持ちとして人に伝えることに抵抗が生まれた

「愛している」という言葉が好きではなかった


しかし、漢字の導入の過程をふまえてみてみると
日本語として使用するために、訓読みという「意味」が付加されている

「アイ」という音に、どういう意味を付け加えるのか
人に贈る大切な言葉として
私なりの「アイ」の定義が重要なのではないかと気づいた

一般的な意味に加えて、どう日本語を定義し、使っていくのか
それについて思案する過程を疎かにしたくない、と考えている




「愛」が描かれている作品

「愛」+「何か」の作品が多いと感じる
「愛」を「愛」のみで語ることはできないのか、はたまたこれから出会えるのか


・神様のビオトープ/凪良ゆう(小説)

・3月のライオン/羽海野チカ(漫画)
・ホリミヤ/HERO(漫画)
・違国日記/ヤマシタトモコ(漫画)

・ウォールフラワー(映画)

・pinkie/BUMP OF CHICKEN(音楽)
・飴玉の唄/BUMP OF CHICKEN(音楽)


あとがき

作品としての愛は、大抵愛が失われることから始まる
マイナスから始めることで、そこにストーリーが生まれる

そして世の作品の多くは、愛が失われること、愛が始まることを語る
「愛」は一つのゴールなのだと思う

私はその先が見たい
「愛」の段階を迎えた人々が
「愛」を繋いでいく姿が見たい
平穏で平凡な、「愛」を私も形作っていきたい


おすすめの作品があったら、ぜひ、コメントで教えてください
人々の様々な「愛」の形を知りたい


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