MOVIE×GAME/徒然ゲーム日記

おハロー世界。

今回は「映画とゲームの関係性」について独断と偏見で語りたいと思います。

なぜこのテーマかといいますと、先日のブログで神ゲーに通ずる"ジブリ感"がある。
といった話をしました。

そして今現在プレイしているインディーズゲーム「DEATH'S ROOM」にもなんと!
"ジブリ感"があったのです。

これは深掘りするしかない!
そう思った次第、文字に起こしまとめておきましょう。

実際に今まで沢山のゲームを遊んできましたが、思い返せば良かったと思うゲームは"ジブリ感"があった気がする。

(これは大発見だ!!)


っと、前置きが少し長くなりました。
早速本題ですが、映画とゲームの関係性について。

なぜこれほどジブリ感が多く、それらは好評なのでしょう。

ぼくなりの分析ですが映画とゲームは創作物のなかで似ている気がします。

映画
=音楽+グラフィックス(デザイン)+演出(展開)+ストーリー
ゲーム
=音楽+グラフィックス(デザイン)+演出(展開)+ストーリー+体験

恐らくもっと細かくすれば色々出てくるのですが、ざっとこんな感じかと。

ここでゲームの方がスゴいじゃん!というお話ではなく、ゲームには体験というのが一番の鍵なんじゃないかというところです。

その点でいうと、映画にとっての鍵はストーリーや演出なのではないかと思うのです。
(※ここでストーリーだけに絞ってしまうと小説がピックアップされるので差別化を図りました。)

とはいえ、どちらもほぼクリエイティブの集合体といえるでしょう。

そんな最終形態が融合するとどうなるのか?

そこなんです!!
これが恐らく僕が感じた"ジブリ感"なのではないかと思うわけです。

でもなぜジブリなの…?
そうなんです。そこに関しては正直いって分かりません。
なんならぼく自身もミーハーで、ほとんど金曜ロードショーでしか観たことがないのです。

そもそもこの法則が成り立つのであれば、もっと色々なインスパイアがあっていいのでは?


そこで調べました。
ゲーム化された映画と、映画化されたゲーム。
下記リンクが結果になります。

◆ゲーム⇒映画

◆映画⇒ゲーム

この結果を元に話を進めますが、
映画からゲーム化したものは少なく、ゲームが原作の映画は数多く存在していることが分かりました。

映画化されたものに関しては様々な評価があるものの、ゲーム化に関しては比較的好評なものが多いように感じます。

このゲーム化された、
·ハリーポッター
·スパイダーマン
·スターウォーズ
この3つを元にさらに分析をしていきます。

先程説明しましたが、
ゲームと映画はクリエイティブの集合体ですがそれぞれの鍵が異なってきます。
そのため移植する場合には、その点をしっかりとおさえる必要があると考えます。

その為映画からゲームに関しては、「体験」を追加していく必要があります。
先程あげた3つの映画はどうやら体験といった意味ではとてもマッチしているのが分かります。

一度は憧れた魔法や魔法使い。
蜘蛛の糸を巧みに操り街を駆け抜ける。
フォースの力を信じ悪と対峙する。

どれも映画を観ていたら憧れる体験なのではないかと思います。
それゆえに映画からのゲーム化が成功した例だと考えます。


さて今度はゲームから映画化を分析していきます。
想像以上の数の作品があることが分かりましたが、好評なものとそうでないものがあり感覚的には50/50と思っています。

先程のゲーム化の「体験」と異なり、
ストーリーや演出が鍵になってきます。

その点で50/50の要因とも結びつく重要な点があります。
それが原作の再現度だと思います。

これはいちファンとしての意見ではありますが、あながち間違いではないと思います。
例としては、ソニックの映画化が一番分かりやすいですね。

修正前/修正後

この修正前のティザーが公開された瞬間炎上しました。
ソニックに関してはフルCGなので修正するのか、強行突破かはかなり難しい判断だったのではないでしょうか?

このようにゲームから映画化はストーリーももちろんですが、恐らくゲームを知っているがゆえにどんなものでも新作気分で味わえるのでしょう。ただ、原作に忠実であれば…。

プレイヤーたちが一体なにに重点を置いているのを理解するのはすごく重要だと思います。
キャラクターなのか世界観なのか。


これらを踏まえて"ジブリ感"を分析していきます。いよいよですね。笑

早速ですが、残念なことにここまでの分析はあまり役に立ちません。
なぜならジブリはゲーム化されていないのです。

一旦想像してほしいのですが、
もしとなりのトトロのゲームが出るとなった時に面白そう!って感じますか?
千と千尋の神隠しでも風の谷のナウシカでもいいです。

まずひとつ言えることとして、そうではない。ということです。

次に想像してほしいのですが、
宮崎駿監督が今から映画やめてゲームを監修します。といったらどうでしょう?
これはかなり興味が湧きますよね。

恐らくここで言えるのは、
ジブリ、宮崎駿監督の世界観が魅力なのかもしれないということです。

かといって先程想像した、
監督のゲームなんてのは出ませんが、その意思や世界観をリスペクトしてる人は沢山いるということです。

これまで数多くのゲームを遊びましたが、インディーズゲームでは"ジブリ感"を強く感じ、メジャーゲームではジブリともとれるといった程度で感じます。

これはリスクの違いだと思っており、
大手メーカーが仮に意思を強く表現した場合、恐らく盗作やらなんやらで炎上するからではないかなと思います。

ここが難しいところです。

しかしながらゼルダの伝説ブレスオブザワイルドはそのギリギリを攻めた最強の組み合わせだからこそ高く評価されているのではないかと思います。(勝手にジブリインスパイア作品だと思っていますが笑)

恐らくですがジブリ以外にもあると思いますし、ゲームをインスパイアされているゲームもあります。

ポケットモンスター初代は、
MOTHER のインスパイア作品で、
MOTHER はドラゴンクエスト初代とスタンドバイミーのインスパイア作品で。
ピクミンなんかもティム・バートンやファンタスティックプラネットのインスパイア作品とも聞いたことあります。
あまり公言されないので、答え合わせができないですがそれもまた楽しみのひとつですね。

インディーズゲームは意思を強く反映できるといったいい面を持ち合わせていますので、是非ゲームで遊ぶ際にはそういったところに注目するのも楽しむ方法なのかなと思います。


ぼくにしてはかなり長文でしたが、
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

よいゲームライフを。

おやすみ。


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