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パーキンソン病の運動の大切さ 第2話

小川 順也

みなさんこんにちは!パーキンソン病の方のための運動継続プログラムPD Cafeを運営している理学療法士の小川順也です。

2013年からこの取り組みをしていますが、今まで家族の方向けの発信をあまりやって来ませんでした。PD Cafeへご連絡いただく4割はご家族なんです。ご家族がPD Cafeを探してくれてご本人のためにご連絡頂きます。ご家族のお話を聞くと、とても心配で何か出来ることはないのか?と必死に情報を探しています。

私は、ご家族が適切な知識を持って運動を指導してくれたら進行予防になると信じています。ということで2021年5月からご家族の方への発信を始めることにしました。前回の記事は下記からご覧ください♫

今日は第2話ということで、
【運動の大切さ】について話して行きます。

運動療法とは?

私の勤めていた国立精神・神経医療研究センター病院の元院長である故村田美穂先生はいつも 「薬と運動はタイヤの両輪で、双方がしっかりと噛み合うことが大事」と言っていました。薬だ けでもダメだし、運動だけでもダメ。薬と運動の両方が重要だということです。

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運動療法はストレッチ、筋力トレーニング、有酸素運動、バランストレーニングなど様々な運動 があります。これらをうまく組み合わせてご自身の状態にあった物を取り入れることがとても重 要です。パーキンソン病への運動の効果性に関しては、世界中で研究され運動が効果的であるこ とが分かっています。

運動の大切さ

運動の効果は、世界中で研究されています。まず、パーキンソン病の方は体が固まりやすいため、 ストレッチをすることをオススメします。体をひねる筋肉が固まりやすく、固まってしまうと歩く のが不自由になったり、猫背になって来たり、体が横に傾いてしまったりします。その予防のた めにストレッチはオススメです。

パーキンソン病の方とお話ししていると、特に男性ですが筋トレを頑張っていると言う話を良く 聞きます。筋トレはとても良いですが、パーキンソン病は左右のどちらかから症状が出ることが 多いので、左右均等に筋トレをしていると左右不均等になってしまうことがあります。また、筋ト レのやりすぎで逆に痛みが出てしまう場合もあります。まずはストレッチをすること、そしてご 自身に合った筋トレを選んでいくことが重要です。

また、有酸素運動がとても良いことが言われています。動物実験ですが、有酸素運動を通して神経 の可塑性(損傷した部分が回復すること)することも言われています。有酸素運動の強度です が、ちょっと汗ばむ運動が良いと言われています。緩すぎる運動だけでは、筋力低下や体力の低 下を防げません。なので、散歩する際は背筋をしっかりと伸ばして、1分~2分程度は早歩きや大 股歩きを入れてみるだけでもより効果的な運動になります。

運動の種類が混同しちゃう?

パーキンソン病の症状の1つとして、固縮という症状があります。この症状は筋肉が強張りやすいのです。これに対してはストレッチがとても重要なんですが、ストレッチと筋トレの種類が混同しちゃう方も少なくありません。

ストレッチと思ってやっていたことは本当は筋トレだったという事もあります。

これに関しては別の記事で詳しく書きたいと思います。

ご本人が混同してしまうことが多いので、ご家族からご指摘してもらえると正しい方向へ導いていけると思います。

次回の記事では、運動はいつから始めたらいいの?という内容でお送りして行きます。

私たちが行っているPD Cafeですが、詳しくはHPをご覧下さい。無料メルマガもやっているのでぜひご登録して下さいね!7日間でステップメールが最初届きます。そこには運動の話もしているので参考になりますよ♫

この記事が少しでも役に立つことを願います^^

PD Cafe
小川順也

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