一石二鳥三鳥を考えながらモノを減らす日々
昨年から、私は一層の断捨離ブームなので、
家の中のものや暮らし方をどうしたらミニマムにできるかを日々、考えている。
たかだか家のことだけど、2つあるものを1つ減らしたり、兼用にしたりできると、小さな達成感があって嬉しい。
昨年は、大中と2つ持っていた調理用のボウルを大1つだけにした。
一人暮らしの今の私の料理はいたってシンプルだ。
ごはんとお味噌汁と主菜があれば上等。
たまに副菜をつくることもあるけれど、そんなに頻度は高くないし、ボウル2つを同時に使うということもまずない。
大が1つあれば充分なんじゃないかな…と思い、重ねていた中サイズのボウルを手放してみたら、いざボウルを使おうという時に重なっていない分、片手でさっと取り出せて非常によい。
その時間差は2~3秒なので「時短」とまではならないものの、「手間が減った」という実感はある。
フライ返しも手放してみた。
ずいぶん前に使用中に熱で溶けてしまった部分があって、少し不恰好なまま使っていたフライ返し。
見るたびに残念な気持ちがするが、買い換えようか?と考えたら、そこまで必要ではない気もするし、他で代用することはできんのかと、ある時ふと、主にしゃもじとして使用していた木製のヘラ(角あり)でホットケーキをひっくり返してみたら、全くもって問題がなかった。
元々、木製のヘラは麻婆豆腐を作るときや炒め物をするときもたまに使っていたが、我が家では木ベラがしゃもじ兼炒め物兼ひっくり返す用の一石三鳥アイテムになった。
先日、食器を見直してみた。
副菜用の小鉢2つと、お刺身や餃子などのタレ皿として使う豆皿1つ。
そもそも今は副菜をあまり作らないし、タレ皿だって毎日使用するわけではない。
けど、ないと地味に困る。
どんなお皿だったら副菜にもタレ皿にも使えるだろうかと考えて、3枚→1枚へ入れ替え。
小鉢ほどの深さはなく、タレ皿ほど小さくない。
形とサイズ選びにすごく迷って、副菜にはもう少し大きくてもいいような気もするが、でもまあ副菜そんな毎回作らんしな…。
ちょっとしたおやつを盛ったり、ちょっとお漬物を盛ったり、
元々持っていた小鉢とタレ皿よりも圧倒的に使いやすくなって
はるかに使用頻度が高く大満足。
先週は、洗濯カゴを手放してみた。
昨年、休日に洗濯機を回すのが億劫で、じゃあ何が面倒くさいのかと考えてみたら、溜まった洗濯物を仕分けして洗濯ネットに入れる工程が面倒なんだなと気がついた。
それならば洗濯の寸前に仕分けをするのではなく、洗濯物が発生した時点で洗濯ネットに入れてしまえばどうだろうとやってみた。
そうしてからも、洗濯ネットに入れないものは普通に洗濯カゴに入れていたのだけど、
よく考えたら洗濯機の底からバラバラした靴下を拾い集めて干す場所へ移動するのも手間。
洗濯ネットに入れる入れないの仕分け自体必要なくない?
全部洗濯ネットに入れておいたら取り出すのも楽じゃない?
洗濯ネットさえあれば、洗濯カゴの存在自体が必要ないのでは…
…というわけで、今は吊るした洗濯ネットに片っ端から洗濯物を入れて、洗濯ネットをそのまま洗濯機へポイッとしている。
この運用での洗濯ネットのベストな形状はこれから追求していきたいと思っているけど、
少なくとも昨年までの、洗濯前に仕分けしていた時期に比べて、圧倒的に洗濯に取り組む初動が早くなった。
私は、暮らしを不便にしてまでモノを減らすというのは本末転倒だと思うので、そういう限界チャレンジをするつもりはないのだけど、
案外、日常的に「もっと減らせるもの」「もっと減らしたほうが楽になること」というのはあるものだなあ、と思っている。
これまでの習慣や固定概念を捨てて、
次はどう身軽になろうかな。
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