No.53 たまには数学の授業に実験を!
こんにちは、
やっぱりじめじめしてると少し暑いですね💦
授業中、
マスクの下で結構汗をかいてしまいました(^◇^;)
今日は、昨日の記事で紹介した
つまようじを投げる実験をしてきました!
数学の確率の単元の導入の授業です☺️
確率というと、
降水確率
サイコロ🎲の目が出る確率
東京で直下型地震が30年以内に起こる確率
原発事故が起こる確率
などなど生活のいろんなところで登場しますね。
今日は、
この実験を通して確率とやらを
出してみよう!
ということで、
実際に子供たちと共に実験してきました^ ^
10本のつまようじを適当に投げたとき、
10センチ間隔で引いてある線に交わる
つまようじは一体何本あるのだろうか?
という実験でした。
上の写真だと、
ギリギリ引っかかっているのも入れて4本ですね。
授業で、子供たちと共にやった結果は
この板書の通りです!
みんなで1220本の爪楊枝を投げて、
そのうち、468本が線に乗る
という結果になりました!
確率としては、0.3836...
ということで、
平均3.83本ということになりました!
私が予想したのは、
4.14本だったので、
今回は残念、外れということになりました😭
子供たちには、
この数字をどうやって出したのかを
種明かししました!
実はこの実験は、
ビュッフォンの針
と言われる実験で、
線に針が乗る確率は実は数学者によって
計算されているんです!
なので、なんと、公式が存在します!
(不思議ですよね!)
詳しくは、
こちらなど、
解説してくださっている方がいらっしゃるので、
もし興味ある方は見てみてください!
でも、どうして今回は
この数字から少し離れてしまったんでしょうか?
子供たちからは、
・投げる本数が少なかったから
・もっとたくさん投げればいい
という意見が出ました^ ^
さすが、皆さん鋭い!!
このように
たくさん試行した時に、その事象が
期待される数値のことを確率というんです。
この数字を当てることに、
お金をかけたとしたら、
何というでしょうか?
そうです、ギャンブルです笑笑
実は、確率の分野は
ちょっと他の数学の分野と系統が違っていて、
元々はどうやったらもっと儲けられるか、
当てられるだろうか?
という少し、
人間らしい欲からスタートしてる学問分野
でもあるんです笑笑
不確実な事象をなんとか数値化して、
予想しようとして出てきた確率という
学問分野
このあと少しですが一緒に勉強して行こうねー
という話をして今日は終わりました。
たまにはこういう活動のある数学の授業を
しながら学んでいきたいなぁと
つくづく思います^ ^
ではでは、
皆さん良い時間をお過ごしください!!
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