他人の機嫌に振り回されない

【他人を変えることはできない】とよく言います。
嫌味な上司、仕事をサボる同僚、なにかとうるさいご近所さん・・・
あの人のあそこが変わってくれたら。
あの人さえ変われば。
そう考えては 悩み、伝え、言葉を選び、言い方変え…
結局こちらが疲弊して 相手は何も変わらない。
そんなことありませんか?

それはもう【他人を変えることはできない】と諦めて、自分のやるべきことに集中したりすることをおすすめするのですが。

もう一つ 見落としがちなのが【他人のご機嫌をとろうとしない】ということ。
なぜならこれも『他人を変えることはできない』からです。

職場の『気分屋さん』。
何がスイッチなのかわからないけれど、機嫌が悪いと手に負えない…
なんとかしてご機嫌でいてもらわないと 職場の空気も悪くなるし、仕事にも支障が…

なんて方がいると、ついみんなで機嫌を取ろうと必死になりませんか?
お世辞を言ってみたり その人の言うことにYESを言ったり…

または大事な家族や友達でも。
なんだか機嫌が悪そうだな、と思うと『笑ってほしい!』と一生懸命ご機嫌を取りに行きます。
面白い話をしてみたり 好きな食べ物を買ってあげたり…

でも どうでしょう。

結局は、こちらがどんなに悩み どんなに苦労しても、機嫌が治らないときは治らないのです。
こちらはといえば 気を使い神経をすり減らし、策を練りモヤモヤしたのに、全くの無駄になってしまいます。

よくも悪くも
私たちは他人を変えることはできないのです。
雨が降るのと同じで、私にはコントロールできないことなのです。

明日雨だ!どうしたら晴れにできるかしら?
私が何かすることで 雨雲の流れを変えられないかしら?

ってどんなに悩み 調べ 考えて、思いつくもの全て(テルテル坊主とか?雨乞いとか?踊りの奉納とか?笑)やってみたところで、全て無駄ですよね。

だったら『雨は降る』(自分にコントロールできないことは諦める)から
そのために自分ができることをやりましょう。

濡れるのが嫌なら長靴やレインコートを用意する。
お洗濯物が乾かないなら コインランドリーに行く。
屋外の活動ができなくなるなら 家の中でできる楽しいことを探しておく。

雨が降ることは変えられない、と諦めると、では自分が何をするべきか?が見えてくるものです。

他人のご機嫌はコントロールできません。

では 自分が心地よく過ごすにはどうするべきか?

この思考になると、ストレスがかなり減りますよ。

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