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ごまかし笑いに隠れる、等身大でいられない自分▶︎▷戦わずに生きる


とてもツラそうな経験を、笑ってごまかしながら語る人がいる。

もうその事は乗り越えていると言わんばかりに。

そんな事でヘコタれるようなちっぽけな自分ではないんだと感情を押し殺し、

涙のかわりに、精一杯の笑顔で自分を偽り、
全身に力を入れて生きる人。



弱っている自分は格好悪いし、周りに心配はかけられない、

自分は強い人間であらねばならないと、
ありのままの自分を否定しながら生きる人。


ありのままの自分では価値がないと思えた過去が、

自分を無理に大きく見せると決めて、

ポジティブに振る舞うことで


自己肯定感の低さを覆い隠してきた人。


この人から出る笑顔はきっと、


これ以上入ってこないでという意味の壁であり

笑顔で人との距離を保っているのだから、


その笑顔の奥にある苦労や悲しみは

決して詮索しない。

そのかわり、その心の真ッ正面に、

「笑顔で言うんだね」

…の言葉を置いてみたい。




心のサイズは測れないし、比べられない。

あるのは等身大、ありのままというサイズだけ。

等身大の自分で生きれているとどうしたら分かるのか。

笑顔の奥に、置いてきぼりになっている自分がいないか、どうしたら分かるのか。


自分の事を大切にするためには、

いまある感情に気付きたい。


感情は、幸せに生きるための大切なメッセージだから、

感情にフタをしたり、無視したりせずに気付いてあげたい。

そして、誰からも頼まれていないのに、

自分と戦い続けるのはもうやめよう。


頑張る自分とありのままの自分がしっかり手を繋いで、

感情と表情は一致しているか、

やわらかい心で過ごせているか、

いつも、いつも自分に問いかけてあげよう。



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