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読書感想01. 本日は、お日柄もよく / 原田マハ

読書感想の1回目は『本日は、お日柄もよく / 原田マハ』です!
結婚式のスピーチを依頼され、あわあわしている私に友人が勧めてくれた一冊。

あらすじ

OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に出席するという、最悪の状態で出席していた。ところが、その結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。

それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞。
空気を一変させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入りし、久美の教えを受けスピーチライターとして大役を任される。

感想

「言葉には魂がある」とは聞いたことはありますが、正にその通りだとこの書を読んで実感しました。その場に居ないのに文字を通して聴衆の1人になり、言葉の意味を噛みしめるだけで涙が溢れ出てきました。本当に格好良かった…

言葉ってものすごいチカラを持ってるんだと、心揺さぶられる一冊でした。

感動や喜びで涙が出たり、壮絶な展開に鳥肌が立ったり、緊張感から解き放たれて体が緩んだり、若干身体が疲れました(もちろん、いい意味の疲れです!)

本書から得た教訓

本書の主人公である「こと葉」は初めは変化を嫌っていました。しかし、良い方向へ変わるのであれば変わったほうが良いという事に気付きます。

読んでいる私自身も、言葉の持つ力の凄さを実感し、言葉によって良い方向へも悪い方向へも変わってしまう魔物だということが分かりました。私も変化を恐れてしまうタイプなので、この点については特に考えさせられました。

おすすめしたい人

・結婚式のスピーチを依頼されている
・スピーチやプレゼンに苦手意識がある
・スピーチやプレゼンを習得したい
・人前に出るとあがってしまう


今回読んだ本

本日は、お日柄もよく / 原田マハ
https://amzn.to/3tj3GyX

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