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究極のポジティブと至極のネガティブ。

うちの旦那は・・・
「人の気持ちがわからないんですよ」
というのはよく聞くワードですが

行動パターンとして表に出ている部分は全く真逆な場合があります

名づけるならば
「究極のポジティブ」と「至極のネガティブ」

自分は間違っていないし~
友人に騙されても平気~
一見するとポジティブに取られそうですが
このポジティブ証明の根っこにあるのは
周りに対する身体的差別や
徹底的な人格否定
自分は絶対正しいから周りはバカ・・・みたいな
「究極のポジティブ」

とにかく不安や絶望を口にしがち
「へぇすごいね!」と褒められても「どこが?」
と喜ぶどころかまだ足りないまだ足りない・・・
あんなことがあったらどうするの?
こんなことになったらどうするの?
あぁ大変大変・・・なエンドレス
「至極のネガティブ」

お分かりかと思いますが全く誉め言葉ではありません
正直・・・どっちも・・・めんどくさいです(苦笑)

仮にこの特性が発達障害に原因があり共感の脳の部分がうまく機能していないとしてもこの大きな枝分かれには成長過程が大きく関わっています

ミヤウチはご相談を受ける時
どんな生育環境だったのかがむしろ大事じゃないのかと思っている
前者の究極のポジティブのタイプも至極のネガティブのタイプも両親の姿を投影していますからね

過酷な環境でも反面教師となり私は人への愛を忘れない
そんな「小公女セーラ」(わかる人いるかな?)みたいな人間が本来の姿だと信じている人には非常に残念かもしれませんが
大抵 親のやっていることをマネするのが子供です

これはミヤウチの私見ですが
他人の行動パターンを又聞きして「それは発達障害じゃない?」と安直に言うのやめてほしい
本当に診断を受けたいなら本人を病院に連れて行くのが先でしょう

ただし
病院で決まった診断テストや表出している行動だけで
「ハイ、あなたは発達障害です」と診断が下っても
その先はどうするかまで考えているか?です

診断を受けた側にすれば
本人の「普通」だと思っていた人生を「障害」に呼ばれる

社会はまだ「発達障害」を受け入れる体制はできておらず
むしろ「差別」が待っているのは明らか

それで「改善したい・向き合いたい」なんて思うわけがないし
これじゃカサンドラさんだって何一つ楽にはならない

一方でカサンドラさんにだって生育環境はあります

見えてくる構図は
究極のポジティブは至極のネガティブに惹かれ
至極のネガティブは究極のポジティブに惹かれる

ただ女性は男性よりも社会性があるので表向きは
「究極」や「至極」までは到達していないように見えてしまいます
でも内側に秘めたる沸々とした闇は垣間見えてきますけど

こうなるとどうでしょう
二人の間は両極端の綱引きみたいなもの
そりゃ疲れてしまいます

闘いはどちらかがやめないと終わらないです
でもこれを言うと嫌がられる

闘いをやめるのは負けだと思っているから

夫婦になるってさ
勝ち負けをわからせることじゃないんだけどね

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