公務員保育士の育休中の過ごし方
前回は、産前休暇中の様子(こちらの記事)を書きました。
今日は、育休中の過ごし方について書きたいと思います。
産後1ヶ月は、自宅から車で30分ほどのところにある実家に里帰りをしていました。
自宅に戻ったのは、1ヶ月検診を終えてから。
夫婦、娘、猫2匹の生活が始まりました。
今でこそテレワークで在宅勤務が多い夫ですが、その頃は会社で仕事をするのが当たり前の世の中だったので、平日は顔を合わせることがほとんど無かったんです。
朝食は自分で適当に済ませて出社してもらうようにしていた(つまりは、朝起きて夫を見送ることはしない:笑)のと、遅くまで残業して帰宅は日付が変わる頃だったので、平日は、娘と二人(と猫2匹)の生活でしたね。
『ワンオペ』という言葉を知ったのもこの頃でした。
(※ワンオペ=家事や育児の負担が一人にかかっていること)
育休中の基本ルーティーン
幼稚園、保育園で15年以上担任をしていたので、毎朝一日の活動の流れをシミュレーションすることが習慣になっていました。
ある種、職業病みたいな感じですね。
娘の成長具合によって変化はあるものの、だいたい決まったパターンで生活していました。
ベビー向けの教室は意外とあるもの
どこにも出掛けずにダラダラと家で過ごすことはほとんどなく"ベビー”と名のつく教室や子育て支援センターにせっせと通いました。
主な情報源は、自治体のHPやアプリ、広報紙、SNSです。
40歳にして初めての育休。
こんな機会はもう二度とないかもしれないから、気になる物は何でもやってみよう!と思って、ベビーマッサージには生後1ヶ月から通いました。
小さければ小さいほど、出掛ける時の難易度が高かったですけどね。
それでも、やってみたい!という好奇心の方が勝っていました。
そこで出会った教室の講師(助産師、保育士、インストラクター)や子育て支援センターの先生たちには本当に支えられました。
これ、幼稚園や保育園の仕事でもそうですが、子どもと1対1の状況が長く続くのって精神的に参るんですよね。
どこにも逃げ場がないような気持ちや孤独感に襲われるんです。
身近に子育てについて話ができる相手がいるって大事だな、救われるなと思いました。
この経験をしたからこそ、子育て中のママさんの気持ちに寄り添っていきたいという思いが強くなりました。
もちろん、今の仕事(幼稚園教諭)でもそれができるけど、一人で悩んでいたり孤独を感じたりしているママの話を聞きながら心が癒される場を提供したいというのが今の私の願いです。
と、こんな感じで過ごしつつ。
週1ペースで実家に帰ってダラダラしたり、時々地元の同級生とランチをしたりもしていました。
趣味の時間を充実させる
さらに、育休中にはまっていたのがハンドメイドです。
本やキットを買ったりYouTubeを見たりして、本当にたくさんの物を作りました。
できた物の写真をSNSにアップして友達に褒められてその気になるという(笑)。
育休中、気付けば家にミシンが3台になりましたからね・・・。
はまりやすい体質なんです。
育休期間は、新たな自分の可能性を見出す貴重な時間でした。
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