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公務員保育士の保活から保育園入園が決まるまで。

2017年に娘を出産後、育児休暇を3年で申請していたのですが、実際に取得したのはその半分。

今日は、育休を大幅に切り上げて仕事復帰することになった経緯を書こうと思います。

もともと育休を3年で申請したものの、娘が3歳になるギリギリまで休もうという気持ちは無くて、保育園入園のタイミングを見極めて育休を切り上げようと思っていました。

その一歩目となるのが保育園見学です。

保育園見学は生後6~7ヶ月頃


娘が自分の意志であちこち動くようになると大変になるのは想像がついたので、抱っこ紐の中でおとなしくしてくれる月齢の頃(6~7ヶ月頃)に保育園見学をしました。

時期でいうと5~6月頃。

新年度がスタートして保育園の生活も少しずつ落ち着いてくる頃ですね。

家の近所、通勤ルートの途中にある保育園にいくつか電話を掛け、見学の日時を決めました。

園によっては1対1で対応してくれたり、親子2~3組まとめてだったりしましたが、コロナ禍になる前の話なので今ほどの規制はありませんでした。

決められた日時に保育園を訪れ、①園の概要説明 ②園舎内見学 ③質疑応答という流れで進んでいきます。

その中で「絶対にここに入園させたい」と思った保育園がありました。

【保育園選びで決め手となったこと】
・家からの距離(車で3分)
・1クラスあたりの園児数(定員)が少ない
(アットホームな雰囲気)
・保育園の環境が魅力的
(園庭がものすごーーーく広い)
・保育園周辺の環境
(自然が豊か、公園がたくさんある、新幹線が見える)

絶対に入園させたいとなったら、いちばん可能性が高いのは4月。

1歳4ヶ月で1歳児クラスに入園できるのがベストだと考えました。

自治体開催の保育園説明会に参加する


7月、市役所の担当課の職員による保育園説明会が開かれました。

会場は子育て支援センターで、確か予約が必要だったと思います。

そこで、保育園申請にかかわる一通りの説明を受けました。

その時に詳しい説明はなかったのですが、資料の中に気になる一文がありました。

親の職業が保育士や幼稚園教諭の場合、ポイントが加算されて保育園入園に有利になる場合が多いんですね。

確かに"保護者が、特定教育・保育施設等で勤務する保育士、幼稚園教諭、保育教諭の場合"とあったのですが。

加えて"市内施設に勤務する者に限る”と。

私が当時在籍していたこども園は隣の市にありましたからね。

『対象外』というわけです。

説明会の後に、あえて聞きに行きましたよ。

「隣の市のこども園で働いているのですが、ポイントは加算されないということですか?」

「そうですね、現状ではそうなります」

マジかー。

ポイント加算が見込めないとなると、やっぱりいちばん可能性が高い4月入園で申請するしかない。

住まいのある自治体に保育園申請をする


8月下旬、次年度の保育園申込についての詳細がHPに掲載されました。

そこで、調整指数の欄を改めて確認です。

"保護者が、特定教育・保育施設等で勤務する保育士、幼稚園教諭、保育教諭の場合"

はいはい、そうですよね。

ところが、"市内施設に勤務する者に限る”の一文が消えている。

何度も確認しましたが、どこにもありませんでした。

もうね、申込書と就労証明書を用意して、意気揚々と市役所に出掛けましたよ。

窓口で書類を確認してもらう中で

「勤務先は、〇〇こども園ですね。こども園の先生ですか?」

「はい」

「それなら、ポイントが加算されますので」

・・・。

説明会の段階ではかなりへこんでいたので


神様、ありがとーーー!!

と叫びたい気分でしたが、そこはグッとこらえました。

保育園申請結果が郵送で届く


保育園申請結果が届いたのは年明け1月半ば。

ポイントが加算されるとわかった時点で大丈夫だろうと思っていたけど、予想通り第一希望の保育園への入園が決まりました。

その後、支援センターで同級生ママに会うと「保育園入れなかった」と口を揃えて言っていたので、かなり狭き門だったと思います。

勤務先に仕事復帰日を伝える


保育園申請をすることに決めた8月下旬に、勤務先のある市役所の担当課に行き「保育園の入園が決まれば、復帰を早めようと思っている」旨を伝えました。

勤務先のこども園も人手が足りていない状況だったので、その時点でかなり喜ばれました。

でも、ここである条件をつけました(こういうところ、計算高いんです、私)。

「育休を大幅に切り上げることになるので、その時には部分休業(時短)を使いたいと思います」

今まで、部分休業(時短)で復帰した前例が無かったんです。

そもそもこの制度があることを誰も知らなかったんじゃないか、と。

(これについては、こちらの記事に詳しく書きました。)

時短でも何でも人手がほしい状態だったからか「わかりました」とあっさり了承してもらいました。

というわけで。

保育園も無事に決まったので、娘の保育園の慣らし保育が終わる次年度の4月4週から復帰することになりました。

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