農薬・除草剤の人への影響

グリホサートは世界で最も多く使用されている除草剤の一種です。植物が光合成によってアミノ酸をつくりだすシキミ酸経路を破壊して、植物を枯らします。人間はシキミ酸経路が存在しないので、安全だとされてきました。
しかし、腸内細菌はシキミ酸経路を持っています。人間が摂取した農薬は善玉菌を死滅させ、悪玉菌を増やします。健康レベルは腸内細菌の状態によって決まるので、腸内細菌をやっつけてしまうものは極力避けたいですよね。


もう1つの問題点が、グリホサートはもともとボイラーの洗浄剤として開発され、ミネラルを吸着する効果が高いことです。 キレートされたミネラルは体内で使えないようになってしまいます。

人間はがんを抑える遺伝子を持っており、がんの発症を日々抑えてくれていますが、グリホサートはその遺伝子のスイッチをオフにしてしまうことも分かっています。

ネオニコ系農薬は浸透性の殺虫剤です。
洗っても中まで落とすことはできません。
腸内細菌に影響を与えたり、血液脳関門と胎盤関門を通過してしまいます。
脳科学評論家の澤口俊之先生も自身の著書で農薬は発達障害の原因の1つと述べていますね。

農薬の使用量が多いほど発達障害の有病率も高いと言われています。



世界ではグリホサートを規制していっていますが、日本は逆に農薬や除草剤の基準値を緩和しています。
日本産=安全といわれてきましたが、それは本当なのでしょうか?
日本での農薬の使用量は世界でもトップレベルです。

小麦は誰にとっても消化に悪いものですし、農薬の問題があります。
発達障がいのお子さんは小麦に含まれているグルタミン酸が脳の興奮を高めてしまうことが分かっています。
なので、私は小麦をおすすめはしていませんが、食べたい場合は、小麦に関しては海外産よりも日本産を選ぶとマシかと思います。
余裕がある方は有機や無農薬のものを購入してくださいね。

グリホサートを検出しているのは輸入小麦です。
収穫前にかけるので、どうしても残留してしまいます。



そして、この農薬や除草剤がミツバチにも影響を与えていることが分かっています。
2016年にスイス・ベルン大学などの国際研究チームが農薬によってミツバチの精子の量が4割減ったといっています。今、ミツバチが絶滅の危機にあるのです。

花粉を運んでくれるミツバチがいなくなると受粉ができず、食物が育たなくなりますよね。
そうなると私たちが食べられる食物は減ります。

米や小麦など受粉の影響を受けないものもありますが、腸内細菌の多様性を保つには色んな種類の食物を食べた方がいいのです。

ミツバチを守る為に、私たちができることは無農薬や有機の野菜を選んでいくこと、自分で野菜を育てること、政治に意見することだと私は考えています。

ネオニコ 人への影響は?
https://youtu.be/0J1T-MO3t5U

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