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薬膳デビューは案外簡単

「薬膳」と聞くと
「苦そう」「薬草食べるの?」「難しそう」・・・と
ちょっと敬遠したいイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、実はあなたも取り入れているかもしれませんよ。

薬膳の基本に「弁証施膳」があります。
弁証とは、体質、体調、季節などを考慮するという事。
施膳とは、弁証をもとに食材を選び、レシピをつくるという事。

あらゆる食材が年中通して手に入る時代ではありますが
それでも、
生姜やさつま芋などを見ればホカホカと温めてくれるイメージを
きゅうりやトマトは、スッキリと涼やかなイメージを持つことでしょう。

「季節の物を摂るのは健康に良い」とは周知のこと。
だって、人間も自然の一員ですからね。


また、「薬食同源」という言葉もあります。
食物は飢えたとき摂れば食であり、
病のときに摂れば薬であるという考え方です。
日常の食事をするのも病気を治療するのも、
ともに生命を養い健康を保つためには欠くことができないもので、
源は同じだよ、といった意味合いです。

キッチンにある食材の特徴を知ると
冷え性、イライラしやすい、抑うつ傾向、怒りっぽい、風邪をひきやすい・・・などなど
季節だけではなく、体質や体調に合わせた食材選択ができるようになります。


7日は「立冬」
暦の上では「冬」を迎えます。

私もかつては靴下を何枚も重ね履きする冷え性でした。
かかとや指先が割れ、冬はツライ季節でした。
自分の体質や嗜好の傾向を知ることで
対処法もわかってきます。

この冬、冷え性さんたちに摂ってほしい
身体を温める食材をご紹介しておきますね。
 ・にんにく
 ・生姜
 ・にら
 ・かぼちゃ
 ・玉ねぎ
 ・しそ
 ・クルミ
 ・栗
 ・鮭
 ・えび
 ・牡蠣
 ・鶏肉
 ・牛肉
 ・羊肉
 ・シナモン
 ・八角   等

「必ず毎日食べなきゃいけない!」と思うと
いやになっちゃうので
どれか一つでもとれたらいいかぁ~くらいのスタンスで
スープの具や炒め物、お鍋などにプラスワン
気楽に始めてみませんか?薬膳ライフ


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