見出し画像

書籍『銀行とデザイン』

インハウスデザイナー3人の共著として、書籍『銀行とデザイン デザインを企業文化に浸透させるために』を本日リリースいたしました。
 
三井住友銀行にデザイナーが入って6年目になりますが、ここにきてようやく「デザイン」という言葉が社内外に受け入れられるようになってきたなと思います。
そこで今回、直近5年間のデザインへの取り組みを、私たちインハウスデザイナーの目線で1冊の本にまとめてみました。
 
銀行という組織・カルチャーの中で、サービスやプロダクトの品質を上げるために、私たちがどのようにデザインの重要性を伝えてきたのか。
そこには、どのような課題があり、どう乗り越えてきたのか。
うまくいったことだけでなく、失敗や反省点も含めて、私たちが取り組んできたことを紹介しています。
 
本を書いていて改めて思ったのは、どれもデザイナーだけでなし得たものはなく、上司や同僚はもちろん、パートナー会社の皆さまにたくさん助けていただいているということ。
お客さまにとって価値のあるサービスを"みんなで"つくる。その大切さを改めて実感しています。

「サービスやプロダクトの品質を改善したい、と思いながらもうまくいかない」
「ステークホルダーが多く、プロジェクトの進め方に悩んでいる」
「小さなデザイン組織をどう育てていけば良いのだろうか」

組織の中でこんなもどかしさを感じている人にとって、この本が一つでも何かのヒントになれたなら嬉しいです。