フィルムカメラ片手に日帰り岡山旅②
4月の平日、日帰り岡山旅。
前回は竹久夢二の生家を訪ねました。
前回の記事を投稿してからふと思ったのですが、マニュアルの一眼レフだと「カメラ片手に」じゃフォーカス合わないですね。両手でした。お詫びして訂正いたします。
生家の懐かしい匂いを堪能し、ギャラリーショップをひやかしたあとはすぐ近くの「少年山荘」へ。
少年山荘は、夢二が設計をして東京に建てた住居兼アトリエです。
これは当時の建物を移築したもの…だと思っていましたが、いま調べたら復元したもののようです。
とはいえ、当時のたたずまいをなるべく忠実に再現したとあって、夢二の作風同様モダンな雰囲気をたっぷりと感じることができます。
中でも気持ちの良い風が吹くのは、1階奥にあるテラス。
ここは、「憩い」という絵画のモデルになったと言われています(下図)。
テラスの頭上には藤棚が設けられていて、気持ちの良い風とクマバチの羽音をこれでもかと浴びることができます。
見学料は、①の記事で紹介した生家(生家記念館)とあわせて800円。
館内の撮影もほぼ制約なしとあって、夢二好き・モダン建築好きには楽しめる場所だと思います。
なお、夢二の作品をもっとじっくり観たいという方には、岡山市内にある「夢二郷土美術館」もあります。
こちらはわたしも訪れたことがないので、いずれ足を運んでみたいと思いました。
夢二の世界観を堪能したあとは、あてもなくさらに車を走らせます。
つづく。
Nikon FE2 + Ai Nikkor 50mm F1.2 + Kodak Ultramax 400.
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?