フィルムカメラ片手に日帰り岡山旅①
4月のある平日。
その日は仕事がやすみだったので1日のんびりしようかと思って遅く起きたのですが、なんだか天気がとっても良い。
桜も散ってしまったし、近場の川沿いの散歩にも飽きてきたところ。
行ったことのないところへ出かけてみようと思い、適当にカメラを1台と、冷蔵庫の卵ポケットに入れっぱなしになっていたフィルムを鞄に突っ込んで、車に乗ります。
出発は午前11時半。相棒はNikon FE2。
朝というにはいささか遅いので、あまり遠くへは行けないなぁなどと車を西へ走らせます。
2時間ほどで着いたのは、岡山県瀬戸内市。
ここには、以前から訪ねてみたかった、竹久夢二の生家があります。
築約250年だというので、驚きです。
竹久夢二は、大正時代に活躍した画家。
独特のタッチで描かれる美人画や、椿をモチーフにした文様が有名です。
着物好きな友人が竹久夢二を敬愛していたこともあり、一度訪ねてみたかった生家。
当時の趣きはそのままに、ささやかながら作品の展示も行われています。
平日ということもあり来訪者の姿はまばら。床板がきしむ音を楽しみながら、のんびりと過ごすことができました。
隣の建物にはギャラリーショップとカフェも併設。
夢二グッズを購入したり、コーヒー片手にひとやすみすることもできます。
つづく。
Nikon FE2 + Ai Nikkor 50mm F1.2 + Kodak Ultramax 400.
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