受験のメンタルを安定させる最も効果的な方法
受験勉強をしていると、ストレス感じませんか?
受験勉強をしていて、
・自分は合格できるのか?
・自分は前に進んでいるのか?
・友人はどれくらいの位置なのか?
色々と不安に思ってしまい、なかなか精神的に安定しづらいかと思います。
もちろん、先生や親などの外部からのプレッシャーなどもあるかもしれませんが、
自分の精神を出来るだけ安定させる方法はあります。
出来るだけ、良い精神状態を保つことで、より自分の勉強に集中することができます。
今回は受験生に向けて良い精神状態を保つにはどうするか?
お話ししたいと思います。
なぜ、精神は不安定になるのか?
そもそもなぜ、精神が不安定になるのか?については以下の例で考えてみましょう。
あなたは1人ジャングルの奥地に飛ばされてしまったとします。
周りに誰もいない。辺りは暗くジメジメしていて、足元には毒々しい虫や鬱蒼とした木々が生い茂っている。
いつ猛獣に襲われるかも分からない。
広大なジャングルという自然の中で自分がいかに無力であるかを痛感すると思います。
一方、自宅のベットを想像してみてください。
涼しくて快適な部屋。近くには目覚ましが置いてあるし、漫画も置いてある。
あなたはとてもリラックスすると思います。
人間は自分の身の回りがよく分かっている、
つまり、コントロール可能な状況に対して安心感を覚えるわけです。
例えば、初めて行く駅はやや不安に感じますが、最寄駅から自分の家までの道は全く不安に思わないですよね。
それと同じで、受験も不安に感じるのは「今の勉強で間違いないのか?」「今の勉強で間に合うのか?」その部分が不透明であるからです。
それはまるで地図がない状態で道を歩いているようなもの。
これではなかなか精神は安定しません。
精神を安定させるには
では、どうすれば精神は安定するのか?
それは自分のコントロール領域を増やす、これしかありません。
メンタルは自分がコントロール可能な領域が広ければ広いほど安定します。
あなたが小学1年生のテストを解いても一切緊張しないのに、入試の試験問題になると一気に緊張してしまうのは入試が自分のコントロール領域の境界あるいは外に位置するものだからです。
とはいえ、「なら実力を伸ばす以外にメンタルを安定させる方法はないのでは?」と思ってしまうと思います。
正直に言ってしまうと、そうです。厳しいですが、一時的な措置を除くとして、実力を伸ばす以外にメンタルを持続的に安定させる方法はないと思います。
ですが、勘違いをしていただきたくないのは
メンタルの安定=成績が高い
ではないということです。
どういうことか?
ポイントは成績の高さはコントロールできた結果のものであるか?ということです。
つまり、なんとなく勉強していて(たまたま)高得点が毎回取れている状況と、意図や目的を明確に考えて思った成績が取れている状態では後者の方がメンタルは安定しているわけです。
自分の意図した方法で、意図した出力(結果)が出せている、もしくは理想の方向に向かえている。そのコントールできそう・できている実感こそがメンタルの安定源です。
なので、メンタルを持続的に安定させる方法としては1つ
自分の勉強のあらゆる部分に目的と意図を設定し、言葉にする
ことだと思います。それはつまり、
・なぜ、その勉強が成績を上げるのか?
・他の勉強よりもなぜ、それが優れているのか?
・その勉強をすることによって得たい成果は?
・具体的にどんな意識で取り組むのか?
これらの質問に明確に答えられることです。
例えば、夏休みの目標が「夏に英語と数学を重点的に取り組む」だったとしましょう。
まずはこれらの質問に答えるなら、
・なぜ、その勉強が成績を上げるのか?
→英語と数学が東大受験において最も差がつく科目だから。
・他の勉強よりもなぜ、それが優れているのか?
→かけた時間に対する期待効果が大きいから
・その勉強をすることによって得たい成果は?
→東大英語80点・文系数学40点以上を毎回。
・具体的にどんな意識で取り組むのか?
→英語は毎日3時間(ポレポレ・キムタツリスニング・〜〜〜)、数学は〜〜
そして、さらにこれをミクロまで持ち込みます。
例えば、英語を勉強する上で、例えば和訳の参考書「ポレポレ」に取り組むとしましょう。
・なぜ、その勉強が成績を上げるのか?
→和訳のノウハウが紹介されていて和訳のスキルをつけやすい
・他の勉強よりもなぜ、それが優れているのか?
→他の参考書より体系的で解説も充実しており、実力を身につけやすいから
・その勉強をすることによって得たい成果は?
→東大の和訳問題では満点を取れるようにしたい
・具体的にどんな意識で取り組むのか?
→全ての文章で主語と動詞などの構造をまずは把握する。その上で、逐語的に訳した上で不備がある場合は前後の文章を見る。その後に、その違和感のある単語のニュアンスを考えて取り組む
あくまで一例ですが、1つの科目、1つの参考書、1つの作業にこれくらいの意図は欲しいものです。
こうした意図や目的を考える癖を習慣にしておくと、自分の成績をコントロールする力、「再現性」が生まれます。
自分の実力をほぼ100%試験で発揮できる、運に頼る要素はほとんどない。
この状態を作ることこそが受験勉強をする意義であり、結果として成績も最も安定する手法であると思います。
もしかすると、「ここまで考えないとダメなのか!」と思われたかもしれません。
しかし、あえて言いましょう。
「ここまで考えないとダメです」
あなたがセンスでなんとなく勉強していても、東大に受かる実力があるなら問題はありません。
しかし、もしあなたが私と同じ「普通」の人で、それでも東大を目指して勉強している、本気で東大に入りたい。そう思っているなら、
とにかく徹底的に意図や目的を考え抜いてください。
東大は難しくはないですが、簡単ではありません。
なので、とにかく思考から逃げない、これは是非徹底して欲しいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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