SmartHRオリジナルアイテム2021 〜今年もこんなにできました〜
こんにちは、コミュニケーションデザイングループ(以下、コムデ)の sayuriko(@sayuriko) です!
コムデでは日ごろから、サービスサイト、営業資料、動画配信、各種イベントでの物理アイテム、SmartHR Design Systemの運用などなど、事業に関わるあらゆるタッチポイントのデザインを、他部署と連携しながら取り組んでいます。
その中で私は、ブランドの観点から物理アイテムの制作やデザインシステムに関わる業務を担当しています。ちなみに、マイブームは深夜ラジオとストレングスファインダーです。
この記事では物理アイテムについて、
どういうときにアイテムを作ってるの?
どんな効果があるの?
こんなところを、制作エピソードと共にお伝えしていきます!!
今年もたくさんできました
今年もコムデでは、お楽しみBOXから個別施策で配布するためのノベルティまで、さまざまな物理アイテムを作ってきました。特に namさん(@nam)を中心にこれらのデザインをしていますが、2021年後半から新しく入ったメンバーもじわじわと物理アイテムのデザインを手がけています。
他にも色々と大盛りな2021年でしたが、この記事ではいくつかのアイテムをピックアップしてご紹介します!
現地参加のような体験を届けるための、お楽しみBOX
「RubyKaigi Takeout 2021 感想戦@仮想三重」のお楽しみBOX
「RubyKaigi Takeout 2021 感想戦@仮想三重」とは、2021年もオンライン開催となったRubyKaigiに対して、SmartHRのエンジニアチームがRubyKaigiの盛り上がりや開催予定地への貢献ができないかと発案したオンラインイベントです。
このイベントに合わせて、参加者の方にさらにイベントを楽しんでもらえるように、三重ノベルティ付きの一般参加者枠に応募いただいた方限定で、開催予定地だった三重県の特産物の詰め合わせノベルティBOXをお送りしました。
BOXを受け取った方からは、当日をより楽しみにしている様子が伝わってくる反響がありました。
当日の実況ツイートでも「セットの中のこれがおいしい」「お酒が進んでいる」などなど、アイテムを通してのコミュニケーションがたくさん生まれていました。
余談ですが、今年はRubyKaigiのカスタムスポンサーとして、プロダクトエンジニアとプロダクトデザイナー(プロデザ)によってスケジュールアプリ「RubyKaigi Takeout 2021 Schedule.select」を提供しました。
これはオープンソースで公開されている SmartHR UI をベースに制作されていて、エンジニアはもちろん、コムデ・プロデザそれぞれからもRubyコミュニティに貢献しています。
SmartHRユーザーと一緒に楽しむための、お楽しみBOX
「PARK 2021」の参加者向けのお楽しみBOX
SmartHRで運営している人事・労務のオンラインミートアップ PARK でも、参加者に当日をより楽しんでもらうためのお楽しみBOXを作成しました。
SmartHRユーザーと、イベントを一緒に楽しめるセット
ビスケットもティーバッグもいずれもSmartHRユーザーの企業様の商品をチョイスしています。また、日中の比較的長時間のイベントなので、イベントのお供に少しでも休息になるようなセットに仕上げました。マグカップは社内外問わず好評で、参加者の方にもとても喜んでいただけました。
PARK 2021のレポートはこちら👇
お楽しみBOXは毎回がオリジナル
近年は社会的にもイベントをオンラインで行うケースが増えているので、オンラインで参加するときの体験がより良くなるようにと、手元に物理のお楽しみBOXをお届けする機会を増やしています。
イベントの目的に合わせて、受け取った方に喜んでもらえるように内容やデザインを毎回オリジナルで考えているので、一回一回がそのタイミングだけの特別な体験に仕上がっていると思います。
ちなみにBOXの相談は、内容や数にもよりますが、遅くとも3ヶ月前にはお声がけしていただけるとありがたいです。
今後オンラインイベントを考えている方でBOXも検討したいな、という場合には、お早めにコムデまでご相談ください🙋
オフィスの働きやすさをサポートするためのアイテム
カシュ時間の周知シール
フリーアルコールが楽しめるフリースペース、通称「カシュスペース」の利用については、今年もコロナの影響で時間などに制限を設けながら、社会の状況に応じて運用をしてきました。
この変化をスムーズに周知できるように、カシュ(※フリーアルコールを飲みつつ交流すること)を楽しみたい人が迷わないようにと制作したのが、この案内シールです。
SmartHR水はお客様用だよ〜を周知するためのポップ
また、フリーアルコールと同じ冷蔵庫に “ご来社されたお客様にお渡しするお水” 通称「SmartHR水」も冷やしていますが、うっかり従業員が飲んでしまうことを防ぐためのポップも作りました。
社外向けと社内向けの絶妙なバランスもコントロールしています
オフィスをより快適に使えるようにするため、こういったきめ細やかなタッチポイント(接点)にもデザインの工夫を取り入れています。
また、このアイテムが使われるエリアはお客様も立ち寄るスペースなので、遊び心も適度に取り入れながら、会社としてのSmartHRらしい振る舞いも大切にデザインしています。誰に見えるものになるのか、どういった印象に受け取られそうかは、常に意識しながらアイテムを作っています。
SmartHR Storeからも新商品が色々でたよ〜!
2021年は、働きやすさを支える、SmartHRのオリジナルグッズストア「SmartHR Store」からも色々なアイテムをリリースしました!
年末調整書類があつまる封筒
まずご紹介するのは、年末調整関連の書類回収をサポートするための「年末調整書類があつまる封筒」。おかげさまでリリースから 10,000枚以上の販売となりました!年末調整業務に携わる労務チームの皆さまはもちろん、たくさんのチームの方々のフィードバックを反映して形になったアイテムです。
実際にSmartHRでは、今年度の年末調整はこの封筒で書類回収をしています。労務チームの方からは「他の郵便物に埋もれず見つけやすいですよ〜」と、嬉しいコメントをもらっています😊
制作過程などの詳細はこちらのnoteにも書いてるので、よかったらぜひ!
SmartHR社内でつかわれがちなemojiセット
社内コミュニケーションをもっと楽しくしたり、チームの距離をもっと近くしたりするための、SmartHR内で使われがちなemojiセットを、どなたでもダウンロードして使えるように用意しました。
第一弾では「きほんの40種」、第二弾では「盛り上げる20種」と、合計2セットをリリースしました! こちらも公開からなんと合計 1,800件以上(!)がダウンロードされ、たくさんのコミュニティで利用されています。
普段から使っている身近なemojiセットも、実は色々なプロセスで精査して、ほどよく使いやすく、バリエーションもちょうどよくなるセットを目指して制作されています。
emojiセット第一弾リリース時のnoteはこちら!
かわいいヤギのセーター
今年はSmartHRオリジナルアグリーセーター「かわいいヤギのセーター」を作りました。
日本ではまだ馴染みが薄いアグリーセーターというカルチャーですが、わたしたちの遊び心を大事にしているカルチャーとマッチしそう!というアイデアから作成されています。
実際このセーターのリリースをSNSで見て楽しんでくださっているリアクションも多く、販売開始当日から注文をいただいています。
ちなみにこちらのアイテムは、日本テレビ「スッキリ」でも取り上げられました!
「かわいいヤギのセーター」の制作の裏側は、こちらのnam店長の記事をぜひ!
ちなみに、アイテムの撮影もとても大事にしています
作ったアイテムの魅力がしっかり伝わるように、発信する際に使用するアイテムの写真にもとてもこだわっていて、ほとんどの物理アイテムをしっかり撮影しています。同じくコムデのメンバーに協力してもらい、全て内製で撮影をしています。
コミュニケーションのタッチポイントひとつひとつの体験を大事にするために、情報が相手に届く瞬間までを丁寧に、コムデ全体で心がけています。
SmartHRらしいアイテムをつくるということ
コムデではこれまでにも色々なアイテムを手がけてきましたが、いわゆる “ばらまくためのノベルティ” としては考えておらず、施策の目的に合わせることを心がけて作っています。
SmartHR Advent Calendar 2021 14日目に公開された、nam-sanの記事から一部を以下に引用します。なぜ・どんなスタンスでアイテム制作に取り組んでいるのかが詰まっている一文で、素敵だ〜と思ったので紹介させてください!
私自身も入社してからいくつかのアイテム制作を担当させてもらいましたが、毎回手探りながらも大事にしたいな〜と思っているのが「SmartHRらしさ」の部分です。
デザイン作業の途中でコムデのメンバーにもデザインを見てもらい、フィードバックに合わせて「らしさ」の部分をブラッシュアップしていくことが多く、「たしかにその方がSmartHRっぽい」「その観点大事だ」と、ハッとするコメントをもらうことがたくさんあります。
また、そもそもの大前提としてSmartHRらしい表現をするためのデザイン原則の4つのパーソナリティがSmartHRにはあるので、迷ったときはここに立ち戻るようにしています。「これわかりやすいんだっけ?」とか、「親しみやすさに振りすぎてないか?」とか、自問自答しながらあれやこれやと試行錯誤をしています。
さいごに
「もっと体験を良くするためにギフトを考えているのだけど」とか「施策を通して価値を提供するきっかけに、アイテムじゃなくても良いのだけど、なにかできないかな」とか、企画の最初のふわっとした段階でも気軽にコムデにお声がけください。
一緒にアイデアを工夫したり、思いがけずシュッとまとめることもできたりするので、Slackはもちろんオフィスでオフラインでも、いつでもどうぞ😉