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SmartHR UXライティング

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#SaaS

プロダクトライティング講座をやってみた話

こんにちは。SmartHRのプロダクト開発組織で、UXライターとして働いている aguringo です。入社以来、ユーザーがプロダクトを使って業務をスムーズにできるよう、ライティングという手段で担ってきました。 SmartHRでも4回目のアドベントカレンダーの記事です。2023年は、8月にサービスを開始した「スキル管理機能」(https://note.com/aguri/n/nb97668b5e651)をはじめとするプロダクト開発だけでなく、これまでやってきたことを体系立

ユビキタス言語を「みんな」で作ったらプロダクトの理解が深まり、コミュニケーションもしやすくなった話

こんにちは、SmartHRでUXライターをしている8chariです。今年の7月から届出書類機能を担当しています。その中で、エンジニアやPMと一緒にユビキタス言語を作る機会がありました。 ユビキタス言語とは「ドメインに対して、同じ言葉を使い、同じモノを認識するための定義のこと」です。この記事では、どのようにユビキタス言語を作ったか、その結果どんなことを得られたかを紹介します。 ユビキタス言語づくりの機運の高まり具体的な取り組みを紹介する前に、社内でユビキタス言語を作るプロダ

開発に近い場所で働きたかった私が、開発チームの一員として働くようになるまで

こんにちは、SmartHRでUXライターをしている@8chariです。 先日、同僚と「入社前に考えていたこと」を話す機会がありました。入社して2年以上が経って忘れかけていましたが、「異業種への転職、開発メンバーとうまくやっていけるかな…」という当時の不安を思い出しました。 そこで今回は、過去の私と同じように不安な人がいるのではと思い、記事を書いてみます。異業種から転職し、企業文化も開発体制もガラリと変わった私がどうやって開発メンバーと働いてきたか。少しでも参考になれば嬉し

ユビキタス言語づくりには、どんなメリットがあるのか

先日、社内ドキュメントとして「ユビキタス言語って、何がおいしいの?」というタイトルで、ユビキタス言語というものについて、徒然なるままに書きました。これは、それに加筆・修正したリライト版です。 “ユビキタス”とはユビキタス (ubiquitous) は、遍在(いつでもどこでも存在すること)をあらわす言葉。元はラテン語で、「(神は)あまねく存在する」という宗教用語です。 転じて、ユビキタス・コンピューティングという概念で、「いつでも、どこでも」ほしい情報が得られ、大量の情報

すべての人が、迷わず、SmartHRを使えるように。使いやすさを支えるUXライティングの仕事

世の中にまだまだ確立されていない「UXライター」という仕事。先駆けて、UXライターというポジションを設けているSmartHRだからこそ体現できる価値や働き方とは?クリエイティブディレクションやコピーライティングを経験して入社した、稲葉志奈さんに話を聞きました! 情報を整理し伝わる文章を書くことへの興味が、UXライティングの仕事につながった──現在、UXライティンググループではどんな仕事をしていますか? 稲葉: SmartHRのUXライティンググループには、大きく分けて3つ

自社プロダクトとして育てるヘルプセンター

こんにちは! SmartHRでUXライターをしているotapoと申します。 この記事はSmartHR Advent Calendar 2022の16日目です。 この記事では、Zendesk Guideで運用していたヘルプセンターを自社開発のアプリケーションに移行した背景や、ヘルプセンター移行前後で変わったことなどを紹介します。 SaaSのように日々変化のあるプロダクトのサポートコンテンツの作成に関わる方のヒントになれば幸いです。 SmartHRのUXライターの仕事の

SmartHRのカスタマーサポートは、これからもっと楽しくなる

こんにちは。 SmartHRのカスタマーサポートグループ(以下、SP)でマネージャーをしているotapoと申します。 今年2021年、SPはほぼ倍(17名→32名)の人員増を予定しています。 ヤバい! ただ、ヤバいヤバい言っていても仕方がありませんので、SPのことを知ってもらい、「こんなチームで働いてみたい!」と思ってもらうべく、まずはグループ全体についてnoteにまとめてみることにしました。 より具体的な仕事の内容や取り組みについては、別記事で改めたいと思います。