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【社内イベント】 Smart City戦略室の裏側について話しました 【書き起こし】

こんにちは!Smart City戦略室です。
先月行われた社内イベント「LINE Fukuoka Channel」にて、Smart City戦略室 室長の南方尚喜が出演いたしました。
そしてなんと…パーソナリティとしてKBC九州朝日放送長岡大雅さんもご出演いただきました👏

LINE Fukuoka Channelとは📣
LINE Fukuoka社員をゲストに公開インタビューや座談会を行う社内イベント。LINER同士やLINERと情報との距離を近づけ、LINE Fukuokaの新しい一面に触れるカジュアルな場です。

約1000人もの社員と多くのプロジェクトが存在するLINE Fukuoka。Smart City戦略室は注力事業といっても、もっと知っていただきたいことや伝えたいメッセージがある!!ということで話し手として参加しました。

今回のイベントではSmart City戦略室のプロジェクトの裏側話や、会社におけるSmart City戦略室の意義についてお話しました。

LINE Fukuokaの社内イベント、ぜひ覗き見していただければと思います👀

〜以下書き起こし〜

(南方)大雅さん、お忙しいのにすいません。このあと、シリタカにご出演ですよね?

(長岡)いえいえこちらこそ!はい、今日この後午後6:15からあります。社内イベントに、外部の僕なんかが来ていいんでしょうか(笑)

(南方)ぜひ、社外からみたLINE FukuokaやSmart City戦略室のことを切り込んでいっていただければなーと!
Smart City戦略室って結構特殊な組織なので、なかなか理解しにくい部分だったり、とっつきにくい部分があると思うので、大雅さんをお招きしてもうちょっと親しみをもっていただいたり、僕たちがやってる取り組みをちょっと使ってみようかなって思っていただけるきっかけにできればなって。

(長岡)なるほど。じゃあ僕は外から見た、なかば無責任な感じであれこれ聞いちゃって行きますね!

***

(南方)大雅さんとのはじめましては、LINE Fukuokaに取材で来ていただいた時ですね。

(長岡)カフェスペース、おしゃれだった〜。お弁当のラインナップに感動でしたね。

(南方)お弁当といえば、実はSmart City戦略室の取り組みの一環なんです。Fukuoka Smart City Communityっていう福岡のいろんな企業の皆さんと一緒にまちの課題解決に取り組む団体があって。
そこで飲食店の支援に取り組むことになり、LINE Fukuokaのオフィスでお弁当を販売していただくことになりました。微力ながら、売上に貢献させていただこうというところです。

(長岡)知らず知らずに、生活の中でSmart City戦略室から恩恵を受けることもあったりするかもしれないですね…!

(南方)完売率が90%ぐらいで、ほぼほぼ売り切れてるみたいなご好評いただいてるみたいです。
今の話の他に、ちょっと私たちの簡単にご説明を…

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(南方)私たちの取り組みの中で注力している取り組みがこの福岡市のLINE公式アカウントでして、友だち数が177万。この1年で約10万人のペースで友達が増えている状況です。福岡市民の数より多いという、異常な状況になってます(笑)
けっこう多機能で、市民の皆さん1人1人が欲しい情報を自分で選んで受け取れる「セグメント配信」や、大雅さんの関心の領域でもある「防災」に関しては今いる位置情報をもとに最寄りの避難所がわかる「避難所検索機能」、また災害が終わった後にまちが破損した時には市民の皆さんが自ら写真と位置情報で適切な市の窓口に通報ができる「道路公園等通報機能」、あとは粗大ごみを LINE で申請できる「粗大ごみ申請」...
いろんな機能のおかげでご好評いただいているんじゃないかなという実感があります。

(長岡)Smart Cityって、未来都市とかドラえもんが登場するような街を想像することが多いんですけど、なんというか結構身近というか。

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(南方)そうですね、私達は未来というよりは”今”市民の皆さんが直面している問題点に対して、毎日使ってる LINE 使って課題解決していくっていうようなスマートシティを目指しています。大雅さんは、なにかこの中で使ったことのあるサービスってありますか?

(長岡)粗大ごみ申請をつかったことがあるのですが、あの…申請はして便利だったのですが…当日ごみを外に出しておくのを忘れてました…(笑)

(南方)でも、使ってくれていて嬉しいです(笑)

(長岡)はは…。ところで、そんなSmart Cityのプロジェクトって、どういう流れで行われているんですか?

(南方)Smart City戦略室の中にプロジェクトを企画する人、プロダクト開発を管理する人、PRをする人が一通り揃っています。プロジェクトの始まりは本当に様々です。粗大ごみ受付のプロジェクトは、イベントの懇親会でたまたま福岡市の職員の方と話してる時に、AIを活用した行政サービスの公募があることを聞き、エントリーすることを決めました。

(南方)西日本鉄道さんとの取り組みでは、坂口というメンバーが前職の縁もあって西鉄さんと知り合いが多くかったんです。西鉄さんと会話をしている中で「コロナ禍でどうやって市民のみなさんに安全に交通機関を利用してもらうか」という課題をお聞きした時に「 LINEで混雑状況を見えるようにすることで市民の皆さんもちょっと安心安全確保しながら移動できるよね」という提案をしたところそれが実って、それが実って、いくつかの実績を積み重ねることでDX協定を締結するに至りました。
…みたいなかんじで、メンバーそれぞれが勝手に動いて、自分のアンテナをきかせて案件ができて行く、そんな機動力が企画につながっています。

(長岡)羨ましい…。テレビ局はいろんな部署を横断して企画を通して行かないといけないことも多いので、一つの部署で完結できるのはすごい…。

(南方)とは言っても、LINE Fukuokaのクリエイティブチームの部署や、サービスを開発してローンチの前にテストをする部署のみなさんにも、専門的にアドバイスを頂いたり、サポートいただいてます。

(長岡)へえ!頻繁にコミュニケーションを取ったりはしてるんですか?今、コロナで対面では難しいと思いますが…

(南方)LFKにはサークル制度があって、そこでは交流がありますね。ランニングサークル、卓球サークル、キャンプサークルとか…

(長岡)キャンプサークルまで!!いいなあ!!力抜けてるときにアイディアが生まれたりすることありますもんね。喋ったことのない方でも、サークル制度や、このLINE Fukuoka Channelから、なにかきっかけに繋がったらいいですね。このLINE Fukuoka Channelは、相談室みたいな感じになったらいいなぁ。

(南方)そのとおりで、このChannelはそういうふうになってほしいですよね。Smart City戦略室という立ち位置としては、どんどん社内に刺激を与えて続けたいという思いがあります。
魅力的なメンバーがたくさんいるし、社会に役立つ取り組みをできているという自負もあるので、そういう取り組みを通して LINE Fukuoka約1000人の皆さんが刺激を受けて、自分も何か新しいことにチャレンジしようと思ってくれたらいいなと思ってます。

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(長岡)南方さん…まぶしいっす…。あとは今後、そんなみなさんを巻き込んでいくためにも、Channelが終わった時に、もうワンステップ踏めるといいなあ。
それこそ、Cafeで声かけてもらえたりとか。「南方さんちってどこなんですか…?」みたいな(笑)

(南方)いきなり住所!?(笑)

(長岡)なんかLINE Fukuoka Channelで、ホテルみたいなマンションに住んでるって言ってましたけど…とかw
たまーに会社でも、声かけにくいなって人…いるじゃないですか(笑)

(南方)よく言われます。

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(長岡)爆笑。なんか、仕事ができてすごいんだろうなって人ほどこっちが意固地になっちゃうというか…。仕事をする上ではそういう感情って邪魔なんだけど。そういう心の壁みたいなのがとっぱらわれて、声かけてみたいなぁって思ってもらえるといいですね。

(南方)皆さんから思われてるイメージ以上に、私たちけっこう泥臭いことやってるというか…いろんな挫折もありますし、そんなキラキラしてとかすごい高みを目指している!というほどのことではなくって。
目の前にあるぶつかる壁に対して、日々みんなで戦ってる感じです。こんな雰囲気が、社内に根付いていくといいなぁと考えてます。私達の組織だけがイノベーティブなわけじゃなくて、それぞれの場所で絶対イノベーションが作っていけるはずなので、対Smart Cityにだけではなく、社内の雰囲気的にそういう考えが根付いていけばいいなぁと。

(南方)LINE Fukuokaも、多分KBCさんも、皆さん割と優秀な方が多いので、良くも悪くもみんな「いい子」なんですよ。すごく物分かりが良かったり、会社のルールとか今までやってきたことをしっかりと守る!みたいな…。もちろんそれはそれで大事なんですけど、会社としてより成長して行く中で、変わっていかなきゃいけない部分もあるじゃないですか。
LINEも今の現状がベストというわけではないので、変わって行かなきゃいけない部分もある。そんな中で新しいものをどんどん作っていく文化を作ることって大事だと思うんですよね。
LINE Fukuoka、やんちゃな人たちが暴れられる会社になっていくといいなーって。

(長岡)ええ〜、いい子がいいですって!!

(南方)えっ、KBCで一番やんちゃな大雅さんが!

(長岡)だって自己表現って難しいですよ。僕はけっこう自己顕示欲があるというか(笑)自分の主張をしっかり伝えたりとかポジションを自分で作ることを常々考えるんですけど、それを今やってない人にとってはどうしたらいいの?って思われるかもしれないし…。
そういう考えを伝える中で、「なんでできないの?」じゃなくって「これ一緒にやってみよう!」って声かけてみるとめちゃくちゃ面白いことが生まれたりするんですよね。うーん、アプローチの仕方って難しいから工夫が必要ですよね。

質疑応答

Q1.最近読んで面白かった本
(長岡)「呪術廻戦」ー!
(南方)最近山口周さんの本をよく読みます。「自由になるための技術 リベラルアーツ」

Q2.今後福岡市LINE公式アカウントのような便利な自治体アカウントが他の自治体でも展開されるのでしょうか?
(南方)ありがとうございます、まさに他のまちへの展開も進めています。GovTechプログラムという福岡市の便利な機能を他の自治体でも簡単に導入できるようにするためにソースコードを無償で提供しています。例えば、春日市さんで導入されていたりして、どんどん広がってるなあという感じです。

***

(長岡)なんかLINEって生活の中であたりまえに使っているんですけど、実は何かその当たり前の行動が社会の問題とか、誰かが困っていることを助けることに繋がってる〜みたいな感じになるといいですね。

(南方)まさにそう思っていて、市民の皆さんが毎日必ず使ってる LINE だからこそアクションを起こすサポートできる部分があるんじゃないかって思っていて。市民の行動に変化が表れてこそ初めてSmart Cityと呼べるんじゃないかなと思います。
自治体とかに後丸投げするんじゃなくってなんか解決できる人が困ってる人直接助けてあげるとか。大雅さんも飲食店支援とかTwitterでされてますよね。まさにそういうワンアクションを一人一人がやっていけるようになるといいなと思います。

(長岡)僕は好きでやってるだけですよ。たまに芸能人気取りか!とか言われたりしますけど…
やらないよりやったほうがいいじゃん!って思って。自分の「好き」が誰かの助けになるといいなって。

最後にひとこと。

(長岡)今回のライブ配信を通して、垣根を越えて繋がれるプロジェクトもあると思うので、これを何かのきっかけによければ声掛けていただければ僕も動かして頂きますので…!今後ともよろしくお願いします!

(南方)Smart Cityのことを少し皆さんに知っていただくきっかけになったんじゃないかなと思います。大雅さんの個人的な活動に関しても共感した社員の皆さんもいると思うんでとても良い1時間になったんじゃないかなと思います。ありがとうございました!

【おふたりのSNSアカウント】
Smart City戦略室 室長 南方尚喜 Twitter
💭一言でいうと、福岡大好きビジネスマン。

KBC九州朝日放送 長岡大雅さん Twitter
💭深夜のラジオのツイート、ついつい聞いてしまう。


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