見出し画像

それを欲しがるのは脳?それとも身体?

人間ですから、当然いろんな欲求があります。

食べたい

寝たい

遊びたい

旅行したい

おしゃれしたい

モテたい

その他もろもろ。


自分の欲望に素直になるのが楽しい人生を生きる最重要ポイントだというのがウン十年の経験の結果、導き出した結論です。


ただ、これは決して「欲望を全て叶える、手に入れる」ということでありません。


そうではなくて、自分がそれを望んでいるのを認めることです。


昭和世代は特に「ガマンが大事」「ワガママ言っちゃだめ」「自分よりも他人様」という教育、というか社会的な圧力を受けて育ってきています。


だからつい自分の望みを押さえつけたり、そもそも感じないようにしていることが多いんです。


でもそれではいつまで経っても自分らしい人生は送れないし、そもそも時代がもう変わっています。


もっと自分の欲望に素直になって、できる限りそれを満たしてあげることが大事だと思います。



それで、話はここからなんですが、何かが欲しい、やりたいと思った時、それは脳が欲しがってるのか、身体が欲しがってるのかを確かめるのが大切だと思っています。


ここで言う「脳」はある意味メタファーですが、いわゆる顕在意識ですね。


例えばとても評判の良いレストランがあると聞いて、そこにぜひ行ってみたい、と思う時、それは脳が欲しがってるんでしょうか?それとも身体?


その店に行って、美味しい料理を食べたい、最高のサービスを受けたい、と思うのなら、身体が求めていると言って良いでしょう。


一方で、そういう店に行ってるところをSNSでアップしたい、とか、そんな店に行ける自分自身に満足したい、という場合は、脳が求めているのかもしれません。


これはどちらが良い悪いではありません。ただ本当の目的が異なっています。


その違いがわかっていれば、その欲望を満たした時の満足感がより高まるでしょうし、ムダにお金や時間を使うこともなくなるでしょう。



さらに卑近な例ですが、私は昼寝をしたくなる時、「これは脳が求めているのか、身体が求めているのか?」と自問します。


いちいち面倒くさい習慣ですが、意外とその都度違うんですよね。


あくまでも習慣的に「そろそろ寝る時間だ」と思う時と、本当に眠い時があります。


特に障害者になってからは体力が落ちたのか、疲れやすくなりました。


なので結局は寝てしまうことがほとんどなんですが、それでも本当に眠ってしまう場合とベッドの上でグダグダする場合があります。


まあ、こんな話が参考になるかわかりませんが、日常の心の動きに敏感になるのはとても良いことなので、もし機会があれば自問してみてください。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?