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夢と現実の境目がぼやける時

現実とはなんだ?


映画「マトリックス」の中のセリフです。


私たちが当たり前に現実だと思ってることが実は幻想で、そう思わされているだけ。


マトリックスはもう何十年も前に作られた映画ですが、最近は「仮想現実」という言葉も表れました。


これってよく考えてみるとへんな日本語ですよね。


仮想は仮想だし、現実は現実。


それぞれが別物というか対立概念のようにも思うんですが、すんなりとこの言葉を受け入れている自分もいる。


実はこの世で体験していることはすべて幻想ということをわかっているのかもしれません。



パラレルワールドという言葉も、以前はスピリチュアルの世界で言われていましたが、最近は量子物理学の世界でも言われています。


ただ、こちらは一般人の考えるものとはかなり違うらしいですが、要するに今自分が現実だと思って生きている世界と別の世界が存在する(らしい)。


グッと遡ると荘子の「胡蝶の夢」という逸話がありますね。


ある日、荘子が夢の中で美しい蝶になりました。蝶となった荘子は、自由自在に飛び回り、夢の中の幸福を満喫していました。やがて目が覚めると、荘子は自分が人間であることに気づきました。そこで荘子は考えます。「果たして、自分は人間の荘子が夢の中で蝶になったのか?それとも、蝶が夢の中で荘子になっているのだろうか?」(by Chat-GPT)


その他、スピリチュアルの世界では「本当は自分よりもっと大きな自分がいて、それが現世の自分をリモコン操作していろんなことを経験させているRPGみたいなもん」という人もいる。


どれも皆、自分の見ている現実が実はそうじゃないということを示唆しています。



気をつけないといけないのは、この考えを現実逃避に使わないってことですね。


この場合の現実は、いわゆる”みんなで合意された現実”です(ややこしい)


明日までの宿題はやらないといけないし、借りたお金は返さないといけない。


亡くなった愛する人は戻ってこない、というようなことです。


この世は幻かもしれないけれど、それでも社会的に合意されたルールは存在する。


それを破るわけにはいかないわけです。


この注意点を守った上で、夢とうつつを行き来するのは決して悪いことじゃないと思います。



今と全く違う人生を好き勝手にイメージしてみる。


一応未来のことを扱うのがわかりやすいですね。
(実は過去も操作できそうだということがなんとなくわかってきている)


そしてそのイメージを五感で感じてみる。


そうするとそちらの方がいつの間にかリアルに体感できる「現実」になる、、、。


「目の前の現実」にとらわれず「なんでもアリの世界」で生きるのが幸せな人生のコツかもしれません。


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