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SDGs温故知新

あちこちで叫ばれるサスティナビリティ.
今のトレンドはブルーカーボン.

スーパーの玉ねぎまでカーボンオフセットの時代,如何にCO2を社会全体で減らしていくかということが鍵になってくる.
減らし続けてゼロになることがあり得ない人間社会において,どこまで極めるか.

温室効果ガスで言えば無理のない計画を立てたCO2削減計画があれば,と考える.
まずエネルギーについて,CO2ゼロに向けて走り続けている.
製品はサスティナビリティに主眼を置きネットゼロになるよう考えることが必要.
実際2050年頃には世界中のCO2削減が進み,社会も持続可能な枠組みや形になっているだろう,というのが希望的観測ではある.

しかしながら今も皆CO2を排出しているし,またフードロス等の課題も山積みだ.
そこで今回は"どうすれば効果的にサスティナビリティな社会に向けた取り組みを加速化できるか"を考える.

まずは以下のページを参考にしたい.
ネットゼロとは? 実現に向けた方法や取り組み、企業事例を紹介:朝日新聞SDGs ACTION! (asahi.com)

ネットゼロの実現やさらなるCO2等温室効果ガス削減に向け何をすればいいのか.#SDGs のために個人で出来ることは何か.
個人で出来ることを国や自治体,社会市民である企業が支えられれば加速化が可能であろう.

※ここではフードロス含めた廃棄物の削減やエネルギーの無駄の削減に向けた考え方を検討してみたい.
サスティナビリティに向けた議論や取り組みが進んでいる昨今そのために如何に行動すべきかを考えてみたい.

  1. 自らが排出量を減らす,出来る限り排出しない

  2. 排出が少ない,むしろ無い商品,製品,農作物の使用利用

  3. 自分が発想できる知恵を自らで創出する

1.自らが排出量を減らす,出来る限り排出しない
まずは自分が排出量を減らすことから.減らすためにどうすればいいかということが,先に出た朝日新聞のSDGsACTION!に書いている.
節電や省エネリフォーム,食材を食べ残さないなど.

ちなみにフードロスで出た(フードロスになると予想される)食材が廃棄しか手段がない時代は終わりつつある.
食品ロスへの取り組み12選|国・自治体・企業・世界の取り組みを紹介 | SDGsコンパス (sdgs-compass.jp)
フードロスの減少や地球温暖化ガスの低減に向け個人が動くことは非常に重要だ.しかし個人の意識啓発には限界があろうとも考える.

2.排出が少ない,むしろ無い商品,製品,農作物の使用利用
以前に比べればSDGsを考えて作られた農作物や工業製品などが増えてきた.
実際先に書いたがスーパーの玉ねぎすらカーボンオフセットであったりする(その上何も書いていない製品より割高なのにもかかわらず売れている).
今の課題はエネルギーの送達や輸送など遠隔地と消費地の接合である.
逆に言えばエネルギーの使用地域である農地や,都市部などでの排出が少ない製品や商品の供給が必要だ.
それがひいては自然エネルギー由来の発電所等のサスティナビリティの度合いを高めることに繋がるのではないか.

そして排出が少ない商品や製品,農作物の使用や利用のためには産業界の後押しがなければそれはあり得ない.
どんなに消費者がそのような製品を求めたとしても供給がなければ手に取ることすらできないからだ.

3.自分が出来ることを自らで創出する
自分が出来ることとは何か.
私なら今noteにSDGsの記事を書いている.

サスティナビリティな社会の構築のため,個人で出来ることを国や自治体,社会市民である企業が支えられれば加速化が可能である.
それは個人で出来ることの啓発活動もあるが,何より社会が少しずつでも検討すること,また変化を生むことが大切だ.
国や社会市民である企業の努力が製品や農作物,商品の利用に繋がるわけであるし,個人の発想や創意工夫が劇的な効果を生むことだってありうる.

最初に書いたブルーカーボンの話をしようと思う.
新聞記事に載り始めたブルーカーボン,海藻によるCO2削減効果は計り知れない.
そのような今,海藻などで新しいCO2削減が出来ること,そしてそれが人間と自然の共生に繋がることは喜ばしいことだ.
海洋国家日本の市民としてはぜひ進んでほしい分野の一つである.

現在何万トン何億トンもある温室効果ガスを削減することも出来なくては未来に対する希望を語ることはできないし,フードロスのために何万人もの人が出来るはずの食事の機会がなくなることも,それは誰にとってもとても悲しいことだ.
SDGsを考えるうえで周囲との連帯は欠かせない.
また資本の効果的な効果による売り上げ増などの増幅的効果も期待されるがそのためにはサスティナビリティに対して真剣に向き合わなければならない.その上で真剣に考えた結果,もしかしたらビジネスの舞台で活きる知恵が生まれるかもしれない.

今大切なのは何が出来て自分たちにとってもっとも重要で意義のある活動行動は何なのかを考えることだ.
SDGsが出てきてもう数年10年程度経つ.
我々の生まれ育った星のことを考え労ることがとても大切だ.
#日経COMEMO #NIKKEI

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