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あしあとワーク♪~自律的キャリアのきっかけ作り~

久しぶりに終日ワークショップをやりました。
といっても、当日はオンラインだったので楽チン。リアルだとかなりの疲労度だったでしょう。
準備をしていれば、当日は大丈夫!様々な想定問答を自分で重ねると安心するようです←意外と本番ぶっつけはしない(笑)

さて、キャリア自律、自律的キャリア、といったことばを目にする機会は最近増えつつあるような気がしています。
私がキャリアに関するアンテナが立ちやすい、人事だから、というのもあるかもしれませんが。

でも、最近の話じゃないんですよね。

2016年の改正職業能力開発法

法改正のときは、
キャリアコンサルタントを増やすぞー!なんて動きがあった(今もある)のが思い出されます。
ザワザワしてたなぁ。


2018年の労働政策審議会


キャリア自律って、企業内人事として、取り扱いが難しいなぁ。でも、企業内で対応できるのは人事&管理職だなぁとも思ってました。上記資料は人事頑張れ!と思う、本当に。
人事は管理だけが仕事じゃない。。。
むしろ管理ではもはやない。。。

前置きが長くなりましたが、
こうすればキャリア自律支援、と企業内ではまだまだ確立されていないような気がしています。
弊社も然りでございまして、試験運用的にワークショップをやってみました。

◼️あしあとワーク
意外と知らない人となり。という課題があったため、まずは管理職から自己開示ということで、
ライフラインチャートを記入の上、お話しすることにしました。
※本来ライフラインチャートは、書いた側の方がキャリアの振り返りになるんですけどね。

5分で話してくださいと伝えたものの、
管理職はお話し好きなのでしょうか(笑)
話すと気持ちよくなるのでしょうか(笑)
ルール守られない←ある意味想定内

管理職が話したあとは、
メンバーから管理職へ質問タイム!

ここですぐに質問が出るとベストなのですが、
ちょっと心配だったので、実は仕掛けを汲み入れていました。

(仕掛け①)他己紹介
冒頭にアイスブレイクとして実施。
あみだくじで、管理職とメンバーのペアを作って、話すきっかけ作りとしました。

(仕掛け②)質問を考えるペアワーク
(仕掛け①)のペアで、管理職からの話を聞く前に、あしあとシートを見ながら質問を考える時間を設けることで、話を聞くモード(マインドセット)をしました。

「あしあとワーク」は、4ターンやりましたが、結果として、人事という仕事柄でしょうか、
2ターン目以降は、
ペアで考えた質問以外も飛び交い、臨機応変さが出ておりました←心配は稀有に終わって一安心


〈ワーク振り返り〉
・聞き手の立場だと5分ですらただ聞くのは辛そう
・話し手は自分の「あしあと」を時間内に端的に話すのもまたトレーニングが必要なようです。
・日頃から行われている1on1などの面談において、管理職とメンバーとで話す分量に気を配る意識付けにも繋がるようにも感じました。
・聞き手に対して、「問い」を立てることの意味、立て方などをどこまで伝えるかは、ケースバイケースかなぁと感じました。


あしあとワーク後は、
目下共通言語かを図るべく取り組んでいるストレングスファインダーを用いたワークを実施。
こちらもまた自己開示、自己承認、他者からの承認というエッセンスがありますが、
他者からの承認が最大のご褒美なんですかねー。
ただ、素直に承認を受け止めるのにも壁がある場合もある。
褒められ慣れしていないといいますか。

キャリア自律に向けた施策は大切ではあるものの、それ以上に、基盤作り、すなわち、自己のあるがままを受け止める、が大事だなぁと再認識したのでした。こちらの方が日常的に汲み入れる必要が高いような気がしています。
もちろん、ストレングスファインダーでなくても大丈夫!ツールのひとつですので。
ツールを使わずとも、相手に対して好意的な関心を持ち、日常的なコミュニケーションが受容的であればよいように感じます。

※リスキリング振り返りの合間に、記憶が新しいうちに、nowレポートでした

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